こちらのTutorialはJTEKTが2022年12月から発売した、20命令語のみの薄型・省スペースの基板型シンプルコントローラになります。特徴としては20の命令語に絞り、シンプル機能（電源、通信、I/O）を実現できます。ちなみに、この基板型シンプルコントローラを使用するJXプログラミングソフトウエアは無料です。

詳しい仕様はこちらのLinkから確認してください。

https://www.electronics.jtekt.co.jp/jp/product/plc/jx-basic/

Download Software

下記のLinkからJX ProgrammingツールをDownloadしてください。

https://www.electronics.jtekt.co.jp/jp/product/plc/jx-basic/

Zip FileがJTEKT HPからDownloadできました。

Installation

Fileを解凍し、中にあるJX_Setup_XXX.exeをダブルクリックしインストールを開始します。

次へ>をクリックし進みます。

ライセンスに同意し、次へ>で進みます。

USB DriverのCheckboxを入れ、次へで進みます。

インストールボタンをクリックしましょう。

しばらくまちます…

Done!念のためDesktopのShort Cutも作成しましょう。

JX Programming SoftwareのShortCutも追加しました。

Wiring

次は基本Controllerの配線で、1は電源(赤は+、青は-)、2はPCと接続するためのUSB Portになります。

Start JX Programming Basic

JX Programmingツールを起動しましょう。

Connect to PLC

最初は”PLCに接続”をクリックし、PCとPLCを接続してみます。

接続の設定画面が表示されました。

Port Selection

ポートの種類からUSBやSerialを選択しましょう。今回の記事ではUSBを使用します。

次は”COMポートNo”のDrop-ListからPCのCOM Portを設定します。

詳細ボタンをクリックするとPCのCOM PORT状態を確認できます。

先程JX Programming BasicをインストールしたときUSB Driverも一緒にインストールしたので、COMデバイスリストからJX-BASIC(COM10)が表示されました。

Connection Test

”接続テスト”ボタンをクリックます。

Done!PCとPLCがエラーなく接続できました。

Connect!

最後は”接続”ボタンをクリックしPLCと繋がりましょう。

セキュリティ設定のWindowが表示されることもあり、Allow Accessボタンをクリックしましょう。

Read Project From Board

JX Programming ツールから現在PLCにあるプロジェクトを読み込めますか？って。

ひとまず”PLCからプロジェクトを読み込む”を選択し、Okで進みます。

Done!PLC内部にあるプログラムが読みこまれました。

New Project

今度は新しいプロジェクトを作成するため、”新規プロジェクトの作成”をクリックします。

Select CPU Module

CPUモジュールの選択画面が表示され、JX-00DD1-Dを選び>Okで進みます。

Done!新規プロジェクトを作成しました。

Hello World Program!

最後は簡単なプログラムを作ってみましょう。下のToolbarにあるA接点をRung1にDropしましょう。

A接点の設定画面が表示れます。

ビットメリアドレスに絶対アドレスを入力しOkで進みます。

(C1はメモリCタイプの番地1で、三菱だとM1と同じ意味です)

Done!A接点が追加しました。

次は右にある命令リストからOutコイルを追加しましょう。

Outの追加画面が表示されます。ビットメモリアドレス1にC2を入力しOkで進みます。

Done!

最後はプログラム制御のにEndを追加しましょう。

これで完成です。

Build

プログラム>構文チェックでプロジェクトをコンパイルしましょう。

Done!エラーないですね。

Connect to PLC

JX ProgrammingとPLCを接続するため、PLC>接続をクリックします。

先と同じ接続画面が表示され、”接続”をクリックしてください。

今度は”PLCからプロジェクトを読み込まない”と選択し、Okで進みます。

Write Project to PLC

”PLCにプロジェクトを書き込む”をクリックし、プロジェクトをCPUにDownloadしましょう。

現在のプロジェクトとPLC内部のプロジェクトの比較表が表示されます。

OKをクリックし>RUNタイム編集を実行するで進みましょう。

”PLCを停止し、プロジェクトをダウンロードする”をクリックします。

しばらくまちます…

Done!

Change PLC Mode

新しいPLCモードをRUNに選択し、Okで進みます。

Monitoring

最後はJX ProgrammingのMonitoring機能を紹介します。モニタ>データビュー>データビュー1をクリックします。

データビュー画面が表示されます。

Add Monitoring Devices

アドレスをクリックし、Monitorしたいアドレスを追加します。

アドレスの現在値が表示されます。

Overwrite

C1の現在値を上書きするため、オーバーライドのCheckBoxを入れる必要があります。

いまMonitor中のデバイスの現在値を変更できます。

新しい値のFieldをOnにクリックします。

次は書き込みのFieldにボタンが表示され、このボタンをクリックしC1をONします。

Done!

Disconnect

あと、切断のボタンをクリックしPCとPLCの接続を切ることができます。