EXOR#Part16_Modbus TCP Clientを使ってみよう

今回の記事ではSeeedStudioのreComputer R1025-10にNode-Redを使ってModbus TCP Serverを立ち上げ、EXORのJMobileを使用しModbus TCP Clientでデータをアクセスできるまでの手順を1から説明します。

さ、FAを楽しもう。

Reference Link

http://soup01.com/ja/category/exor-ja/

Implementation

SeeedStudio Side

SeeedStudioのreComputer R1025-10エッジデバイスから構築していきます。

Install Node-red

こちらのLinkもしくはNode-Redの公式からNode-Redを参考にしながら、Node‐Redをインストールしてください。

Raspberrypi#Install Node-Red

Install Modbus Node

今回Node-RedにこちらのNodeを使ってModbus TCP Serverを実装します。

node-red-contrib-modbus

Node-Redの右側のMenuアイコンをクリック>Manage Paletteをクリックします。

InstallのTabでnode-red-contrib-modbusを検索し、該当するNodeをインストールしましょう。

Done!Modbus Nodeがインストールされました。

Add Modbus TCP Server

Modbus>Modbus-ServerをFlowにDropしてください。

Done!それだけでModbus Serverが立ち上げました。

Configure Modbus TCP Server

先ほど追加したModbus Server Nodeをダブルクリックしてください。

こちらはModbus Server Nodeの設定画面になります。

Host Name

Host nameは0.0.0.0に設定すればOKです。

Port

PortはModbus Serverの使用Portを設定できます。

Register

赤枠にModbus Serverのレジスタ数を設定できます。下記の例では、

  • Coils:1個
  • Holdings:400個
  • Inputs:400個
  • Discretes:1個

Deloy

最後はDeployをクリックしFlowをDownloadしましょう。

EXOR Side

次はEXOR側を設定します。今回使用するのはex707Mです。

Add Protocols

JMobileを立ち上げ、新しいプロジェクトを作成してください。

Drop-listからModbus TCPを選択してください。

Configure Modbus TCP Client

Modbus TCP Clientの設定画面が表示されます。

PLC Network

PLC Network機能を有効にしてください。それを使用することにより、1つの通信Driverで複数のModbus TCP Serverを設定できます。

Addをクリックし新しいModbus Clientを作成します。

こちらはModbus TCP Clientの設定画面です。

IP address

IP AddressはSeeedStudioのreComputer R1025-10側に合わせてください。

Port

PortはSeeedStudioのreComputer R1025-10のNode-Red設定に合わせてください。

Write Register Function

Holding RegisterとWrite Coils(つまりレジスタに書き込み)するとき使用するFunction Codeを設定できます。

PLC Model

PLC ModelはModbus Server側に合わせてください。今回はNode-Redのnode-red-contrib-modbusを使用するので、Generic Modbus(0‐Based)に設定してください。

Add Tags

次はTagsを追加します。

こちらはTagの設定画面になります。

先ほど追加したProtocolを選択し>+をクリックしてください。

Protocolを構築するときはPLC Networkモードを設定しましたので、Slave Id画面に適切のModbus Serverを選択します。

このTagはModbus TCP Serverに40000から100のHolding Registerを読み書きできます。

また、各Tagはアプリケーションに合わせて更新周期を設定できます。

Screen

最後は簡単な画面を作成し、結果を確認しましょう。

Download

Run>Downlaod to Targetでプロジェクトをex707MにDownloadしてください。

Result

Done!Modbus TCP Severに正常にアクセスできました。

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