こちらでBERGHOF社のRaspberry Piベースのモジュール型CODESYS PLCの紹介の第2話です。今回はCodesysの可視化機能について説明します。
BERGHOFからの機器のご提供、ありがとうございます。
さ、FAを楽しもう。
Reference Link
Implementation‐VNC Server
Configure
BERGHOF社のMC-PI SeriesのWeb Serverにアクセスし、Loginしてください。
Display
Displayをクリックし、BERGHOF社のMC-PI CPUの表示設定を変更します。
こちらの画面からBERGHOF社のMC-PI CPUの表示設定を変更できます。設定を変更したい場合はVisualizationのDrop-Listを選択してください。
Drop-ListからNone/vnc・Web・Targetを選択できます。
最初にVNC機能をテストします。
次はSaveボタンで設定を保存しましょう。
Done!
Reboot
最後はReboot>Reboot ModuleでBERGHOF社のMC-PI を再起動します。
Codesys Side
今度はCodesys側を構築します。
DUT
変数を1つずつ定義するのは面倒なので、構造体でテスト変数をまとめて定義します。
GVL
先ほど定義したDUTからGlobal Variable Listに変数を定義します。
Program
次はテストプログラムを作成、Global Variable Listの変数にデータを書き込みます。
最後はMainプログラムから先程作成したテストプログラムを呼び出します。
Visualization Manger
次はVisualization Mangerを追加するため、Application>Add Object>Visualization Managerをクリックします。
Addで進みます。
Visualization
次は画面データを追加するため、Application>Add Object>Visualizationをクリックします。
画面の名前を設定し、Addで画面を追加します。
Done!
Delete WebVisu
最初の機能テストはVNC Serverがメインなので、WebVisuを削除しましょう。
TargetVisu
TargetVisuを追加します。
Text Field
今度は画面にText Fieldを追加します。こちらの部品を利用し変数の表示・変更ができます。
Done!Text Fieldが追加されました。
PropertiesのText項目からText Fieldで表示したいテキストを設定します。
今回は%sに設定され、つまり該当するText Fieldが文字列の変数を表示することになります。
今度はText Fieldに表示したい変数を設定するため、Text variables>Text Variableの隣ある…ボタンをクリックします。
そしてInput Assistantから表示したい変数を確実に選択しましょう。
Done!
次はText variablesの文字の大きさなど変更するため、Text Properties>Fontの隣にある…ボタンをクリックします。
実際のアプリケーションに沿って文字の大きさなどを設定しましょう。
Done!
Label
今度はLabel部品を追加します。
Text FieldでVisualizationに表示するテキストを設定しましょう。
Done!
Scan Network
最後はDevice>Communication Setting>Scan NetworkをクリックしBERGHOF社のMC-PI CPUを検索しましょう。
Done!BERGHOF社のMC-PI CPUを見つかりました。
現在Codesys IDEとBERGHOF社のMC-PI CPUと接続できました。
Login
次はLoginボタンをクリックしプロジェクトをBERGHOF社のMC-PI CPUにDownloadしましょう。
Yesで進みます。
Start
最後はStartボタンでRuntimeを起動します。
Result
それでは、RealVNC Viewerを起動し、BERGHOF社のMC-PI CPUのVNC Server機能を検証します。File>New Connectionで新たなVNC接続を作成します。
VNC Serverの欄でBERGHOF社のMC-PI CPUのIPアドレスを入力します。
次は先ほど作成したConnectionをダブルクリックします。
Continueで進みます。
Done!先ほどCodesysで作成した画面がVNC Viewerで表示されました。
Implementation‐VNC Server with Password
BERGHOF社のMC-PI CPUのVNC Serverにはパスワードの保護機能をつけることができます。VNC Server>Passwordの欄でPasswordを入力できます。
ChangeボタンをクリックしVNC Serverのパスワード保護機能を有効化し、パスワードを設定しましょう。
最後にCPUを再起動します。
Result
今度はVNC ViewerからCPUのVNC Serverにアクセスすると、パスワードが要求されます。先ほど設定したパスワードを入力しましょう。
Done!先ほどCodesysで作成した画面がVNC Viewerで表示されました。
Implementation‐Target Display
Configure
BERGHOF社のMC-PI CPUにTarget表示するには、まず先程有効にしたVNC Serverを無効にしましょう。Displayをクリックします。
Configuration>Server>DisabledでVNC Serverを無効にします。
次はDisplay>Visualization>Targetを設定します。
Result
BERGHOF社のMC-PI CPUとMonitor間でMini HDMIケーブルを接続しましょう。
CPUを再起動すると、CPUのRUN/STOP状態が画面に表示されます。現在はSTOPPEDモートですね。
Done!先ほどCodesysで作成した画面がVNC Viewerで表示されました。
Implementation‐Web Visualization
Configure
BERGHOF社のMC-PI CPUにBrowserから表示するには、Visualization TypeからWebを選択します。
Codesys Side
次はCodesys側でWebVisuを追加します。その前先ほど追加したTargetVisuを削除してください。
次はVisualization Manager>Add Object>WebVisuを追加します。
AddでWebVisuを追加します。
Result
最後は下記のLinkでBERGHOF社のMC-PI CPUのIPアドレスにアクセスします。
http://IPAddress:8080/webvisu.htm
Done!先ほどCodesysで作成した画面がVNC Viewerで表示されました。