こちらは新しいシリーズで、Schmersal社のPSC1-C-100-FB1 Safety Controllerを利用し様々な記事を展開していきます。最初はツールのインストールと簡単な操作から始めます。
さ、FAを楽しもう。
Reference Video
Schmersal.PSC1-C-100-FB1 開封しました!
PSC1-C-100-FB1
これからの現場は、安全に関する検討と安全機能の実現するために、使いやすさに対する要求の高まりや新たな規範的要件で、今日の機械はますます複雑になっています。 さらに、絶えず変化する市場には迅速な対応が要求され、モジュール式で拡張しやすいコンセプトが求められます。
今回のシリーズで紹介するセーフティ・コントロール・システムPSC1は、非常停止スイッ
チ、防護扉スイッチ、ライトグリッド、追加の機械式および電子式セーフティ・スイッチギアの信号処理用のI/O拡張モジュールを備えた、自由にプログラム可能なコンパクトなセーフティ・コントローラで構成されています。
さらに、多くの機能を使って軸をモニターすることもできる。 ユニバーサル通信インターフェースを使用して、すべての標準フィールドバスシステムに接続できます。
How to Read Order?
こちらはPSC1安全コントローラーの製品番号の見方です。
✓特徴
セーフティ・コントロール・システムPSC1は以下の特徴があります。
- 機械指令 2006/42/EC 附属書 IV に従った安全なロジック制御
- IEC 61508 / IEC 62061、PL eおよびCat.に準拠したSIL 3までの安全機能。 4(EN ISO 13849-1に準拠
- 最大272入力/出力のモジュラー拡張
- 安全な2A p-スイッチング半導体出力、安全なp-/n-スイッチング半導体出力に切り替え可能
- 自由にプログラム可能な入力/出力
- 最大12軸までのEN 61800-5-2に準拠した安全ドライブ監視 (SDM – Safe Drive Monitoring)
- ユニバーサル通信インターフェース
- すべての標準フィールドバスシステムをサポート
- ソフトウェアによるフィールドバスプロトコルの設定とリセット
- シュメアザールSDバスゲートウェイを標準フィールドバスシステムに統合
- オプション
- イーサネット経由の安全なリモートI/O 安全なデバイス間通信(SDDC)
- イーサネット安全マスタ間通信(SMMC)による安全な相互通信
✓プログラミング・ソフトウェア SafePLC2
セーフティ・コントロール・システムPSC1はSafePLC2を使用し安全プログラムを作成します。
- モダンで直感的な開発環境
- あらかじめ設定された要素により、プログラムの作成ya
- 簡素化検証も容易
- 各種検索機能によるプログラミング支援
- 異なる色表示とステータスメッセージによる簡単な信号追跡
- ロジック、セーフドライブモニタ、SDバス、エンコーダエレメント用の実践的なライブラリ
- 設定可能なユーザー権限
- オフラインシミュレーション
✓SAVE CROSS COMMUNICATION
ETHERNET SMMC (SAFETY MASTER TO MASTER COMMUNICATION)
セーフティクロスコミュニケーションは、ローカルイーサネットSMMC通信を介してデータを安全に交換するために、セーフティコントローラのコンポジットとして使用されます。
エマージェンシーストップ信号やソレノイドインターロックからの信号が連結された完全なシステム(個々のシステムコンポーネントで構成)では、この要件は安全な相互通信を使用することで解決できます。
また、安全なクロス通信、安全なリモートI/O通信と上位制御のためのフィールドバス通信の同時動作が可能です。
- 最大4台のコンパクトコントローラPSC1との安全な相互通信
- コンパクトコントローラPSC1-C-10とPSC1-C-100の混在自由(-FB1と-FB2のみ)
✓SAFE REMOTE I/O COMMUNICATION
PSC1-C-100シリーズのFB1およびFB2との組み合わせ、リモートI/O拡張モジュールPSC1-E-37-14DI-4DO-2RO-RIOは、分散型アプリケーションの要件に対応しています。
通信はイーサネットSDDCプロトコルで行われており、ユニバーサル通信インターフェースを介した安全なクロスI/O通信とリモートI/O通信の同時操作が可能です。
✓UNIVERSAL COMMUNICATION INTERFACE
ユニバーサル通信インターフェースを使用して、必要なフィールドバスプロトコルをソフトウェアでマニュアル選択できます。 アクティブなフィールドバスプロトコルと並行して、PSC1制御システム内のローカル通信はEthernet SDDCとSMMCを介して実現できます。 これはPSC1-C-100シリーズのFB1とFB2との組み合わせで可能です。
Implementation
最初の記事ではツールのインストールと簡単なツール操作から説明します。
Install Tools
下記のLinkからSchmersalの最新のSafetyPLC2ツールをDownloadしてください。
https://products.schmersal.com/en_IO/psc1-c-100-fb1-103008452.html
先ほどDownloadしたSafetyPLC2セットアップFileを起動します。
ツールのインストール言語を設定し、OKで進みます。
ライセンスを同意し、Nextで進みます。
Next>で進みます。
インストールをスタートしましょう。
しばらくお待ち下さい…
Done!
Start your First Project!
SafePLC2を起動し、プロジェクトを作成しましょう。最初にLoginが求められ、今回はAdministrator権限をLoginします。
- Username:schmersal
- Password:schmersal
Add your Controller
右にあるライブラリから今回記事で使用するPSC1-C-100-FB1をプロジェクトに追加します。
Done!PSC1-C-100-FB1が追加しました。
Compile
Toolbarからプロジェクトをコンパイルボタンをクリックしエラーがあるかを確認しましょう。
Reset Layout
もしSafePLC2ツールのLayoutが崩れた場合はWindow>Reset LayoutでツールLayoutをリセットしましょう。
Wiring
PSC1-C-100-FB1の配線を確認するために、Wiring Scheme Tabをクリックします。
こちらはプロジェクトに構築した部品の配線を確認できます。
今回は記事でまた安全機器と繋がらないので、下図のように端子台に+24vと0vを接続してください。
Connect to the Controller
PSC1-C-100-FB1のCOM Portと専用ケーブルをPCに接続します。
SafePLC2>Home>Device Interfaceをクリックします。
Connection Settingsをクリックします。
こちらの画面で接続設定を行います。
今回はRS-232ケーブルを使用するので、COM PortをDevice Managerに合わせて設定しましましょう。
Done!
最後はConnectボタンをクリックし、CPUとSafePLC2を接続しましょう。
OKで進みます。それでSafePLC2とPSC1-C-100-FB1を接続しました。
Send Configuration
Send Configurationをクリックし、プロジェクトをPSC1-C-100-FB1に転送しましょう。
しばらくお待ち下さい…
Start
最後はStartボタンをクリックし、PSC1-C-100-FB1 CPUをRUN MODEにします。
PSC1-C-100-FB1が正常に立ち上げれば、PSC1-C-100-FB1本体にあるStatus LECが”4”に表示されます。