こちらは新しいシリーズで、Schmersal社のPSC1-C-100-FB1 Safety Controllerを利用し様々な記事を展開していきます。第4話はPilzのlight curtainと接続し、Groupsの使い方を説明します。
さ、FAを楽しもう。
Reference Video
Schmersal.PSC1-C-100-FB1 開封しました!
Reference Link
http://soup01.com/ja/category/schmersal_jp/psc1/
Light Curtain
こちらはLight Curtain部品がSafeyPLC2上で設定できる接続タイプです。
Switch type | Connections | Description |
1 (2 N.C.) | N.C.x2 | ライトカーテン |
2 (2 N.C. Time Monitored) | N.C.x2+時間監視 | ライトカーテンの時間をモニター機能付き |
3 (1 N.O. 1 N.C.) | N.C. x1、N.O. x 1 | ライトカーテン |
4 (1 N.O. 1 N.C. Time Monitored) | N.C. x1、N.O. x 1+時間監視 | ライトカーテンの時間をモニター機能付き |
Groups
ファンクショングループは、複数のファンクションモジュールをカプセル化されたロジック構造にまとめます。このグループ化により、ファンクションブロックダイアグラムの構造がより明確になり、エクスポート/インポート機能により、独自のファンクションライブラリを作成することができます。
Implementation
こちらは今回記事の構成です。
Schmersal Side
今回の記事ではPart2の続きになります。
Add Light Curtain
LibraryからInput>Light Curtain部品を追加します。
Done!
Peripherals MenuにもLight Curtain部品が追加されました。
Configure Light Curtain Object
Light Curtain部品をクリックし>Propertiesに接続設定を変更できます。
こちらは今回記事の設定になります。
Wiring Scheme Tabにも今回追加したLight Curtainの配線図が表示されます。
Safety Program
これからは安全プログラムを作成します。Functional Sheetsを開き、Light Curtain部品をFunctional Sheetsに追加しましょう。
Done!
AND Blockを追加し、Light Curtain部品と非常停止入力と接続します。
最後はタイマーの入力をAND Blockの出力と接続しましょう。
Create Groups
現在赤枠部分のロジックはセット・リセットプログラムも確定されたので、Groups機能を使用し部分的なプログラムをカプセルにします。
Group化したい部品を全部選び>右クリック>Create a new group from selectionをクリックします。
Done!先ほど追加したセット・リセットロジックがGroupされました。
Groupの内部はまったく一緒です。
Groupの入出力はDefault名だとわかりづらいので、変更していきます。
Name Fieldでわかりやすい名前に変更しましょう。
Done!
Connect to the Controller
PSC1-C-100-FB1のCOM Portと専用ケーブルをPCに接続します。
SafePLC2>Home>Device Interfaceをクリックします。
Connection Settingsをクリックします。
今回はRS-232ケーブルを使用するので、COM PortをDevice Managerに合わせて設定しましましょう。
最後はConnectボタンをクリックし、CPUとSafePLC2を接続しましょう。
OKで進みます。それでSafePLC2とPSC1-C-100-FB1を接続しました。
Send Configuration
Send Configurationをクリックし、プロジェクトをPSC1-C-100-FB1に転送しましょう。
しばらくお待ち下さい…
Start
最後はStartボタンをクリックし、PSC1-C-100-FB1 CPUをRUN MODEにします。
Monitor
SafePLCツールにもIOやプログラムの監視機能があります。Device Interfaceをクリックします。
Conenct をクリックしPCとPSC1-C-100-FB1に接続します。
次はDiagnosticsをクリックしましょう。
Result
こちらの動画から動作を確認してください。