今回はPLCNEXT AXCF-3152にSTFPを使用しCPU内のFile Systemにアクセスします。PLCNEXTはSTFP Protocolを経由してFile Systemにアクセスできます。(記事内で使用してるのはWinSCPです。)
SFTP経由でFile SystemアクセスするにはUser nameとPasswordが必要で、AdminアカウントをLoginするには、
User name: admin
Password: PLCNEXT実機にPRINTされています。
の情報でLoginしてください。
DefaultではRoot userのLoginは禁止されています。たまにRoot User Loginする必要があります。Root User LoginするにはまずRoot Password設定してください。
(今回の記事でそれらの設定も説明しますので安心してください)
注意するのはRoot権限はFile Systemに無条件アクセスでき、もうRootアクセスがいらない場合はRoot Passwordを消してください。
Refercen Link
こちらのLinkはBeckhoff TwinCAT BSDでWinSCPを使用するための簡単ガイドです↓今回の記事で使用するソフトとまったく一緒なので参考になると思います。
Drop Files
必要なFileを選び、PLCNEXTにDropしてください。
Uploadすると転送設定を細かく設定できます。とりあえずそのままDefaultでOKします。
Permission deniedのエラーがでました。つまりAdminの権限ではできないと怒られます。
Solution
Password
もしRootのPasswordを設定したことないなら、
suo passwd root |
コマンドでPasswordを設定します。
AdminのPasswordに入力します。このPasswordはPLCNEXT実機に印刷されています。
新しいPasswordを設定してください。
Login
以下のコマンドでLoginします。
su root |
/etc/ssh/sshd_config
OpennSSH Serverは起動するときConfiguration Fileを読み込みます。Normallyは/etc/ssh/sshd_configです。なので、このFileの設定を変更すればOKです。
Backup
sshd_config を修正する前にBackupを取りましょう。
以下のコマンドでsshd_configをCopyします。
cp sshd_config sshd_config_Bk |
edit
以下のコマンドでNano Editorを使ってssdh_configを開きます。
nano ssdh_config |
ssdh_configが開きました。
# Authentication: のところを探し、
#PermitRootLogin yesの項目を見つけてください。
#の文字を消します。
以下のコマンドでSSH 再起動します。
/etc/init.d/sshd restart |
それでOKです。
最後にRootでWinSCPをLoginしもう一度FileをDropしてみてください。