新しいシリーズが始まりました!HOKUYOがIIFES2024で発表したAGV対応の国内メーカーSafety Controller HSC-A100-ENCの使用方法などを紹介します。
さ、はじめよう!
System Example
新しい ISO 3691-4 要件に対応する次世代のセーフティ・モニタリング・システムでは、セーフティ・スキャナとモータ・ドライブからの情報に基づいて動的制御します。
モータ制御用のエンコーダ(位置検出センサ)からの情報を、Safety Controller HSC-A100-ENCで取り込みます。
また、Safety Controller HSC-A100-ENCはHOKUYOのUAM-05LP-T301/T301Cに対応できます。
Tool Installation
HSC-A100-ENC Safety Controllerを購入したとき、HOKUYOさまからツールインストールDVDが届くはずです。中にあるSetup Fileを起動しましょう。
ライセンスを同意します。
ソフトウェアのInstall先を設定しましょう。
Installでセットアップを開始します。
しばらくまちます…
Done!
Wiring
HOKUYOのHSC-A100-ENC Controllerを下図のように24vとCommonをJumperしてください。
Connect the USB!
次はTYPE-CのUSBを使ってHOKUYOのHSC-A100-ENCと接続してください。
Your First Project!
HSC_ProjectDesignerを起動してください。
Done!ソフトウェアを起動できました。
Add New Controller
LibraryからMaster>HSC Series>HSC-A100-ENCをプロジェクトにDropしてください。
Done!HSC-A100-ENC Safety Controllerが追加されました。
BrowserにHSC-A100-ENCの設定項目も表示するようになりました。
Function Sheets
HSC-A100-ENC Safety ControllerはFunctional Sheetsで安全ロジックを管理します。DefaultではSheet1が追加され、Sheet1を開きましょう。
右側のLibraryにはSafety Blocksが表示され、アプリケーションによって自分の安全ロジックを構築できます。
Logic>Logical 1 BlockをDropします。
Done!Logical 1 Blockが追加されました。
次はDummy BlockをSheet1に追加します。
先程Blockを2つ追加しましたね。SheetにはどんなBlockがあるかを一覧できます。
今度はLogical1 BlockとDummy Blockを繋がります。
下図のような操作です。
Check and Compile
Not Compiledのボタンをクリックしプロジェクトをコンパイルします。
Done!ボタンがCompiledになりました。
Message Windowにはコンパイル結果も出力されます。
Set up Communication Interface
HSC-A100-ENCと接続するため、まず通信設定を行います。
上のToolbarが変わりました。
Connection Settingsをクリックします。
Connection Settingsの画面に変わりました。
RS232 Cableの項目でDrop-Listから適切なPORT番号を設定しましょう。
実際Device ManagerからもPORT番号を確認できます。
Connect to CPU!
Conenct ボタンをクリックしPCをHSC-A100-ENCと繋がりましょう。
もしOffline ProjectがOnLineプロジェクトと異なる場合、下記のようなWarningが発生しますが、OKで画面を閉じます。
Done!上のToolbarはまた変わりました。いまPCとHSC-A100-ENC CPUと繋がっています。
Verifiy ConfigurationのボタンからにもOnlineプロジェクトと比較できます。
Send Configuration
次はSend Configurationをクリックし、プロジェクトをHSC-A100-ENCにDownloadしましょう。
しばらくまちます…
Done!プロジェクトが無事にHSC-A100-ENCにDownloadでき、なおかつRUN Modeになりました。
下記の動画でHSC-A100-ENCの起動中の様子を確認できます。