横河電機#SP71-4S_Part3_ラダープログラム作ろう

こちらは横河電機のPLC記事の第3話です。今回はWideField3から1からプロジェクトを作成したり、プログラムを作成したりします。

さ、FAを楽しもう。

Reference Link

横河電機#RP70-2L_Part1_Startup!
横河電機#SP71-4S_Part2_WideField3をインストールしよう!

Implementation

Create New Project

WideField3で新しいPLCプロジェクトを作成します。

Change CPU

WideField3で新しいプロジェクトを作成したとき、Default上でF3SP28-3SのCPUを使用します。今回の記事で使用するのはF3SP71-4Sなので、プロジェクトのCPUを変更しましょう。Project>Execute Program <Your Project Name> >F3SP28-3Sをクリックします。

プロジェクトの設定画面が表示されます。

今回記事で使用するF3SP71-4Sを設定し、OKをクリックします。

Done!CPUがF3SP71-4Sに変更しました。

Check Installing Module Online

WideField3がCPUと接続すると、OnlineのTabで現在各Slotでインストールされているモジュールを一覧できます。

DIsplayI/O Configuration

Online>Display I/O Configurationをクリックし、現在インストールされているモジュールも確認できます。

今回使用するRackが5 Slotしかないので、MAIN UNITのところに各Slotにインストールされているモジュールの型式にも表示してます。

Operate IO Module

実際この画面から各モジュールのX(入力)とY(出力)の割り付けを確認できます。

例えば、Slot3の出力モジュールを確認したい場合、Slot3をクリックします。

Slot3にインストールされているのは16点の出力モジュールなので、メモリ番地はY301-Y316までになります。

ここで注意するのは、横河のPLCではモジュールのXY番地をカスタマイズできません。なので、Slot3にインストールしてるモジュールなら、XYは301から始め、Slot4ならXY401からはじめのような感じです。

また、IOや内部レジスタも0から始めるのではなく1から始めます。

念の為、Slot5のEthernet/IPモジュールも確認していきましょう。

今回の記事では使用しませんが、こちらのモジュールでは入出力もあるので、実際メモリ番地の振り分けを確認しましょう。

少し絵が小さいですが、Slot5なので、X501-532まではこのモジュールの入力番地であり、Y533からY564までは出力番地になります。

ここの注意Pointでは入力が最初の番地を使ってしまった場合、出力はその次の順番の数字になります。なので、X501からX532のあとはY533からY564になります。

Create New Program Block

次はWideField3で新しいプログラムブロックを追加するため、Block List>右クリック>Newします。

Blockを選び、File Nameを入力しOKで確認します。

Title名は空きのままでよいので、OKで進みます。

Done!新しいプログラムブロックが追加されました。

File>Save Projectでプロジェクトを保存します。

そうすると、Block Listから先程追加したプログラムブロックが見えました!

First Ladder Program!

では簡単なラダープログラムを書きましょう。

LDのICONをクリックし、プログラムに引っ張って来ます。

入力Fieldが表示され、ここでA接点に使用するデバイスを入力しましょう。

今回は内部リレーI0001を使用しました。次はOUT(コイル)を同じ操作で追加します。

Done!

Set the Executable Program

次は先ほど作成したプログラムをCPUに実行するようにせっています。Execute Program>CPUをクリックします。

Executable Programの項目で実行したいプログラムを選び>Addで追加します。

Done!

Setup IP Address

次はCPU本体のIPアドレスを設定するため、CPU Propertiesをクリックしましょう。

CPUの設定Fileを開きます。

CPU 設定項目が表示されます。

ETHERNETの項目にIPアドレスなどのネットワーク設定があります。

Download to PLC

よし、いまはY301をONさせるラダープログラムを作成しました。

Online>Download[PC->CPU]>ProjectでプロジェクトをCPUにDownloadしましょう。

Donwload完了しました!YesでCPUをRun Modeに切り替えましょう。

Monitor the Program

Online>Program Monitorでプログラムの処理を確認します。

MonitorしたいBlockを選びます。今回は1つしかありませんので、PROGRAM1を選びましょう。

Done!ラダープログラムの画面が黄色になってたのは現在ラダープログラムをMonitorしてるからです。

Mouseを接点に移動すると、該当するデバイスの現在値を確認できます。

Bit Set/Bit Reset

接点の現在値を変更するには、その接点を選んでる状態で右クリック>Bit Set もしくはBit Resetをクリックしましょう。

ツールからデバイスの現在値を操作するにはCPUがDebug モードに切り替える必要があります。

Done!

もちろん、Bit Resetもできます。

Change Bit Data

また、Change Bit Dataという項目から該当するデバイスを1・0に直接変更することも可能です。

このようにEnter Dataの画面が表示されます。

1を入力してみます。

Done!

Second Ladder Program – Add some Timer

次のラダープログラムはタイマーも使ってみましょう。TIM 部品をプロジェクトに引っ張ってください。

Done!TIM Blockが追加されました。

今回はTimer番号1(T1)で、500msの遅延を設定します。

Done!

Insert Connection Line

次はConnection Lineも追加してみます。

下図のようにMosue操作で接点を繋がれます。

Done!

こちらは今回のプログラムです。I00002がON>0.5秒遅延>Y301をONします。

Fast way to program your Ladder!

もちろんラダーに慣れた方ではもっと早い方法でプログラムできます。

プロジェクトの空きのところに任意のKeyをクリックし、関数入力の画面が表示されます。

下矢印のボタンをクリックすれば関数リストが表示されます。

今回はLD Y301を入力し、つまりA接点のY301を使用するんです。

Done!

Check your Program

Project>Check ProgramでプログラムにエラーがあるかをCheckしましょう。

Yesで進みます。

Done!

Result

タイマーがあるプログラムも無事に動いてます!

Change Display Comment

読みやすいプログラムにはよいコメントが必要です。WideField3は複数のコメントリストを設定できます。Project>I/O Comment Display Settingsをクリックします。

いまはI/O Comment1を使用してますが、用途によって異なるComment Listも使用できます。

Device List

Project>Device Listで現在プロジェクトで使用してるデバイスを確認できます。

こちらはDevice Listの画面になります。

YのTABをクリックすると、現在プロジェクトに使用されてるYデバイスを一覧できます。

また、W・Rが示したメモリ番地をクリックするが該当するデバイスが使用されているPointに移動できます。

Done!

Edit your Tag Name/Comment

WideField3ではデバイスコメントやTag名の定義をするには、Project>Common Tag Name Definitionをクリックします。

こちらはデバイスのComment・Tag設定画面です。

Default上でX(入力)が表示されますが、右クリック>Display Device>表示したいデバイスを変更しましょう。

そしてY301にコメントを入力します。

次はプログラムに戻ります。

右クリック>Specify Display おで>Display I/O Commentをクリックします。

Done!デバイスコメントが表示されました。

今度はY301にTag名を設定してみます。

プログラムを作成するとき、下矢印をクリックするとTag名からの入力も可能です。

Set Your PLC Time

CPUに正確な時間を設定することにより、トラブルが発生するとき正確に原因を見つけることができます。

Change Operation Mode

CPUにはRun・Stop・Debugという3つというモードがあり、CPUデバイスメモリの現在値を変更したい場合、CPUをDebugモードに変更することが必要です。

Online Edit

Online中にプログラムを修正するには、プログラムを右クリック>Start Online Editingします。

Okで進みます。

Done!プログラムの背景色は深い黄色にわかり、現在はプログラムのOnline編集は可能です。

今回は少し簡単な修正を行います。

Online変更したプログラムをCPUに転送するには、右クリック>Convert(Write to CPU)をクリックしてください。

Done!

Online Editが完了した場合は、右クリック>End Online Editingします。

Yesをクリックします。

Done!

Change Module Output Online

WideField3がCPUと接続してるとき、ツールからモジュールの状態確認・出力変更ができます。

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