今回の記事では横河電機のert3にCDP Studioをインストール手順を1から説明します。CDP StudioのRuntimeをert3にインストールすることによって、IEC61499近い分散制御を試してみませんか?
さ、FAを楽しもう。
Reference Link
Implementation
Create New Project
CDP Studioを起動し、New Projectで新規プロジェクトを作成します。
CDP Systemを選びます。
アプリケーション名を入力します。
CDP RuintimeのVersionを設定し、Next>で進みます。
Application TypeをConsoleに選択し、Finishでプロジェクトを作成しましょう。
Done!新規のCDP Studioプロジェクトが作成されました。
Configure Network
次は作業環境のネットワークを設定するため、Network項目にAddressのところでNetwork Interfaceを追加しましょう。
Done!
Select
ネットワークで検索したいEthernet Interfaceを選択します。
Scan the Network
Deviceの項目にある赤枠ボタンをクリックし、ネットワークに検索をかけましょう。
Done!横河電機のert3が見つかりました。次は歯車ボタンをクリックします。
Configure Device
こちらはデバイスの設定画面になります。
今回記事で使用する横河電機のert3 Controllerを設定します。
Done!
Username
User nameはert3のままでOKです。
Free Port
次はFree Portを実機に合わせて設定しましょう。
Test
最後はTestボタンをクリックしCDP Studioと横河電機のPLCと接続テストを行います。
ert3 UserのPasswordを入力します。
Deploy Public Key
CDP StudioのDeloy Public Keyを横河電機のCPUに転送します。
Done!
Show Running Process
Show Running Processをクリックし横河電機のert3の現在状態を確認できます。
Done!
Pair
最後はPariボタンをクリックしデバイスとParingしましょう。
Run a script to check your System
CDP StudioにプロジェクトをDeloyするには、Toolkitの設定が必要です。ToolkitはデバイスのLinuxディストリビューションにより異なります。
Toolkit_Detector.shというscript FileはCDP Studioからいただけますので、そのFileを開きましょう。
ert3 UserのPasswordを入力します。
Done!横河電機のert3に使用できるToolkitが表示されます。つまり横河電機のert3はCDP Studioを使用できます。
Choose Toolkit
次はApplicationの項目で以下の設定を行います。
- Deviceは先程設定した横河電機のert3デバイスになります。
- ToolkitはINSYS Smartbox ARMv7 32‐Bitにしましょう。
Deloy
最後はCPD StuidoのアプリケーションをDeloyします。
Mergeで進みます。
Apply Changeをクリックしプロジェクトを横河電機のert3に転送しましょう。
Result
Done!アプリケーションが起動されました。
そして現在CDP Studioと接続しています。
横河電機のert3のCPU Loadなどの情報も取得できました。