こちらの記事ではredis Cache Serverのセットアップを紹介します。記事内にあるredis Cache ServerはCloudにセットアップ(無料の30MB)されています。
さ、FAを楽しもう。
redis?
Redis (“REmote DIctionary Service”) はオープンソースのデータ構造サーバーで、Key/Valueとして知られるNoSQLデータベースのクラスに属します。
- Keyは一意の識別子です。
- ValueはKey値をRedisがサポートするデータ型のいずれかに格納されます。
これらのデータ型には、単純な文字列からリンクされたリスト、セット、そしてストリームまで様々なものがあります。それぞれのデータ型には、Redisに関連する動作やコマンドのセットが用意されています。
例えば、”myname”というKeyをRedis Stringに保存し、Redis SETコマンドを使って “myname “というキーに関連付けることができます。
そして、Redis GETコマンドを使ってその値を取得します。
127.0.0.1:6379> set myname “FANUC CNC” OK 127.0.0.1:6379> get myname “FANUC CNC” |
Redisは非常に高速なデータベースとして宣言します。この速さは、すべてのデータをディスクではなくメモリに保存して提供することに由来します。
Redisは耐久性があるため、データは永続化されますが、読み取りはすべてメモリに保持されたデータのコピーから行われます。このため、Redisはリアルタイムのデータアクセスが必要なアプリケーションに最適かもしれません。
Getting Started!
redisのHPから”Try Redis”をクリックし、Redis Serverを構築しましょう。最初の記事ではCloudでRedis Serverを作成します。
アカウントを作成します。
Done!Redis Serverの管理画面に変わりました。
Add Database
次はDatabasesの隣にある+ボタンで新規Databasesを追加します。
Databasesの設定画面が表示されます。
Cache Serverを作成します。
Cloud Vendorは実際のアプリケーションに合わせます。自分は特にこだわりがありませんので、適当に設定します。
Databases Detailsのt隣にある容量選択を30MBに設定すれば、無料になります。
最後は”Create database”でデータベースを作成しましょう。
少々お待ち下さい…
Done!Redis Serverが作成されました。
Connect!
次はConnectボタンをクリックしCloudにあるRedis Serverと接続します。
画面の右側にはいくつの設定Optionsが表示され、今回は一番カンタンRedis Insightを使用します。
Install Redis Insight
Redis Insightがまだインストールされていないなら”Download”ボタンをクリックしましょう。
Redis Insightの使用権限を設定し、Next>で進みます。
Redis InsightのインストールLocationを設定し、Installで進みます。
少々お待ち下さい…
Done!
Play with Redis Insight!
先ほどインストールしたRedis Insightを起動します。
Redis Insightの使用ライセンスに同意し、Submitで進みます。
Done!
Add Database Connection
最後は”+Add Redis database”をクリックし新たなRedis Server接続を追加します。
こちらはDatabaseの追加画面になります。
今回は手動でデータをを追加していきます。
先程Redis のWebサイトから作成したRedis Cache Serverには”Public endpoint”がありますので、そのENDPOINTをCOPYしてください。
Host欄でその”Public endpoint”に貼り付ければ、Port番号も自動的に設定されます。
次はUsernameとPasswordを設定します。
Redis のWebサイトから作成したRedis Cache ServerのSecurity欄にあるDefault UserとPasswordをCopyし貼り付けましょう。
念の為、Test ConnectionをクリックしRedis Cache ServerとRedis Insightの接続を確認します。
Done!
最後は”Add Redis database”をクリックし接続を追加します。
Done!
Database画面に先ほど追加したServerが表示されました。
これでセットアップがOKです。次のTutorialには簡単なコマンド操作を紹介します。