redis#Part02_Redis の基本コマンド

こちらの記事ではredis Cache Serverのデータを操作する基本コマンドを紹介します。

さ、FAを楽しもう。

Reference Link

redis#Part01_Redis Cache Serverを始めよう

Implementation

それでは、前回の記事の続きとしてRedis Insightツールを起動し、CloudのRedis Serverと接続しましょう。

こちらはRedis Insightからコマンドを送信する画面になります。

SET 

SETコマンドを使用することによって、文字列値を保持するキーを設定します。keyがすでに値を保持している場合は、その型に関係なく上書きされます。

下図の例ではname というKeyにMachine1の文字列値を設定します。

コマンドを実行したい場合は、緑の矢印ボタンもしくはCtrl+Enterしてください。

Done!”OK”という返答がきました。

Browser画面に切り替え、先程実行したコマンドの結果を確認しましょう。

場合によって画面が更新しなときもありますので、Refleshボタンをクリックしましょう。

Done!nameというKeyが追加されました。

そしてname keyには先設定した”Machine1”も文字列値が格納されました。

GET

GETコマンドを使用することによって、keyの値を取得します。もしkeyが存在しない場合はni値lが返されます。また、GETは文字列値しか扱えないため、keyに格納されている値が文字列でない場合はエラーが返されます。

下図の例ではname key値を取得するためGETコマンドを発行します。

Done!”Machine1”という文字列値の返答がきました。

DEL

DELコマンドを使用することによって、指定されたキーを削除します。そして該当するキーが存在しない場合は無視されます。

下図の例ではまずname2 Keyを作成し、machine2を設定します。

Browserからもname2が追加されたことを確認しました。

次は下図のようにDELコマンドを発行し、Key name2を削除します。

Done!Key name2が削除されました。

BrowserからもKey name2が消されたことを確認できました。

MSET

MSETコマンドを使用することによって、与えられたキーにそれぞれの値をセットに設定します。MSETはSETと同様に、既存の値を新しい値に置き換えます。

下図の例ではMSETコマンドを使って、Key Machine2をNo1に、location を”A-A-1”にそしてStateを”RUN”にそれぞれを設定します。

Done!MSETコマンドは成功に実行しました。

Browserからも先ほど操作した結果を確認しました。

MGET

MGSETを使用することによって、指定されたすべてのキーの値を返します。文字列値を保持していない、あるいは存在しないすべてのキーに対して、特別な値nilが返されます。このため、操作が失敗することはありませんので注意してください。

下図の例ではMGETコマンドを使って、複数のKey name、location、stateをまとめて現在値を取得します。

Done!MGETのコマンドが成功に実行し、Key name、location、stateの現在値を取得できました。

GETRANGE

GETRANGEを使用すれば、keyに格納されている文字列値の部分文字列を返します。文字列の末尾からのオフセットを指定するために、負のオフセットを使用することができます。つまり、-1 は最後の文字、-2 は最後の文字の操作になります。

下図の例ではKey nameのIndex0から4までの部分的な文字列を取得します。

Done!Machine1の中にあるMachiだけの返答がきました。

次はマイナスのIndexのGETRANGEコマンドを発行します。下図の例ではKey nameのIndex -3から-1までを取得するコマンドです。

Done!今度はMachine1のne1のみを取得できました。

SETRANGE

SETRANGEコマンドを使用すれば、keyに格納されている文字列の一部を、指定されたオフセットからvalueの全長にわたって上書きすることが可能です。

下図の例ではSETRANGEコマンドを使って、Key name値の0️から”test”という文字列値に置き換えます。

Done!SETRANGEコマンドが実行しました。

GETコマンドを使用し結果を確認すると、Machine1からtestine1に変更されました。

INCR

INCRコマンドを使用すれば、keyに格納されている数値を1に加算することができます。

下図の例ではまずTimeConfiguというKeyを作成し、整数10を設定します。

GET コマンドを使用しTimeConfigのKey値を確認します。

次はINCRコマンドを使用しTimeConfig Key値を+1にします。

Done!TimeConfig値が現在10→11になりました。

INCRBY

INCRBYコマンドを使用することによって、keyに格納されている数値を自由に加算できます。下図の例では先程作成したTimeConfig Key値をINCRBYコマンドで+5にします。

Done!TimeConfig Key値の現在値が11→16になりました。

DECR

DECRコマンドを使用することによって、keyに格納されている数値を1つ減らすことができます。注意するのはキーに間違った型の値が含まれているか、整数として表現できない文字列が含まれている場合はエラーが返されます。

下図の例ではTimeConfig Key値をDECRコマンドで1を減らします。

Done!TimeConfig Key値が現在16→15になりました。

DECRBY

DECRBYコマンドは、指定されたキーに格納されている値を指定されたデクリメント値だけ減少させることができます。注意するのはキーの値が正しい型でないか、整数として表現できない場合は、エラーが返されます。

下図の例ではTimeConfig Key値をDECRBYコマンドで-10にします。

Done!TimeConfig Key値の現在値が15->5になりました。

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