こちらの記事ではredis Cache ServerのSETデータ・タイプを紹介します。
さ、FAを楽しもう。
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SET
SETデータ型は、一意な文字列の順序なしのコレクションであり、セット内の各要素は一意で重複は自動的に削除されます。SETデータ型は、一意な項目を保持し、数学の集合と同様に交差、和集合、差集合などの演算を実行する必要がある場合に特に便利です。
- 独自性:Redis SETの各要素は一意です。既存の要素を追加しても、その操作は影響しません。
- 順序なし:SETは要素の順序を保持しません。検索時に要素の順序は保証されません。
- 動的サイズ:SETは、要素の追加や削除に応じてサイズが大きくなったり小さくなったりします。
- 高速操作:ハッシュ・テーブルを使用した基本的な実装により、追加、削除、メンバシップのチェックなど、セットに対する操作は非常に高速です。
SADD
SADDコマンドで指定されたメンバーを key に格納されているセットに追加します。注意するのは既にこのセットのメンバーである指定されたメンバーは無視されます。
下図の例ではSADDコマンドでmachines キーを追加し、Machine1値を挿入します。
Done!でmachines キーを追加し、Machine1値を挿入しました。
Browserからmachinesキーが追加されたことを確認できました。
また、machinesキーにはMachine1文字列追加されたもできます。
さらにSADDコマンドは下図のようにキーに複数の値を挿入することができます。下図では
machinesキーにmc3/mc4/mc5/mc6をまとめて追加します。
Done!Serverから整数4の返答がきましたので、machinesキーに4つの値を追加したことを確認できます。
SREM
SREMコマンドを使用すればkey に格納されているセットから指定されたメンバーを削除できます。下図の例でmachinesキーにmc3を削除する操作をします。
Done!Serverから1が返答されたので、machinesキーに1の値が削除されました。
SUNION
SUNIONコマンドで指定されたすべてのSETのメンバーを取得できるコマンドです。ではまずSADDコマンドを使用しPLCというSETを作成し、複数のメンバーを挿入します。
次はSUNIONコマンドでmachines とPLCのSETのメンバーをまとめて取得します。
Done!
SISMEMER
SISMEMERコマンドを使用すれば該当するメンバー が key に格納されているかどうかをチェックできます。下図の例ではPLC SETに”OMRON”というメンバーが格納されているかをSISMEMERコマンドで確認します。
Serverから0の返答がきましたので、”OMRON”はPLC SETの中に格納されていません。
今度はPLC SETに”Beckhoff”というメンバーが格納されているかをSISMEMERコマンドで確認します。
Serverから1の返答がきましたので、”Beckhoff”はPLC SETの中に格納されていることがわかります。