こちらでNTP Serverをセットアップし、BERGHOF社のRaspberry Piベースのモジュール型CODESYS PLCの時間と同期させます。時間の同期は実際問題が発生したときのトラブル原因特定は非常に大事なので、すべてのデバイスに同じ時刻に揃えましょう。
BERGHOFからの機器のご提供、ありがとうございます。また、今回の記事ではNTP ServerをSeeed Studioのrecomputer r1025-10に設置しています。
さ、FAを楽しもう。
Seeed Studio Side
下記のコマンドでNTP Serverをインストールしてください。
sudo apt update sudo apt install ntp |
次はNTPの設定ファイルを編集します。
sudo nano /etc/ntpsec/ntp.conf |
こちらはNTPの設定ファイルになります。
下記の設定により、どのデバイスがNTPサーバーにアクセスできるかを制御します。下図の設定では192.168.3.0/24のネットワークからのアクセスのみを許可しています。
# Restrict default access restrict default kod nomodify notrap nopeer noquery # Allow localhost restrict 127.0.0.1 # Allow network restrict 192.168.13.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap |
設定ファイルを編集しファイルを保存します。続いて、NTPサービスを再起動して変更を反映させます。
sudo systemctl restart ntp |
設定を反映したら、他のデバイスがNTPサーバーに接続できることを確認します。NTPサーバーのステータスは以下のコマンドで確認できます:
ntpq -p |
Berghof Side
最後はBerghofコントローラーからNTP Serverの設定を行います。BerghofのWeb Serverにアクセスし、Time and date>Time syncing>Use ntpdateのCheck Boxを入れ、NTP ServerのIPアドレスを設定してください。