こちらは新しいシリーズの記事で、StratonというSoftware PLCを使って様々なテストを展開します。今回はSimulationではなく、実際Straton RuntimeをPCにインストールする手順を紹介します。記事内で使用するのはIntel MiniPC、Ubuntu 24.04です。
さ、FAを楽しもう。
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Implementation
それでは実際RuntimeをMINI‐PCにインストールしてみましょう。今回記事で自分が使用したのは中華のIntel MiniPCになります(2万円程度)。
注意するのはデフォルトでは、ランタイムのポート番号は1100であり、セキュリティ上で該当するPortがブロックされたかを確認してください。
また、stratonランタイムは自動的に起動しないので、Linux環境で設定する必要があります。
最後にもしRuntimeがライセンスがアクティベートされていない場合、straton Runtimeは2時間実行されるのみです。ライセンスはt5runtimeと同じフォルダにあるK5License.iniファイルにインストールする必要があります。
Runtimeをダウンロード
下記のLinkをアクセスし、Downloadsをクリックします。
SearchにProductsのFilterをつけてください。
今回記事で使用したのはIntel CPUのMini PCなので、TS LINUX x86 ENERGYをクリックしてください。
Mini PCがインターネットと接続すれば、説明のコマンドから直接実行すれば、セットアップFileをDownloadできます。
また、メールアドレスの情報を入力すれば、Download Linkも表示されます。
このようにボタンが表示されるので、Runtme FileをDownloadしてください。
Linux PCにFileを移動する
StratonのHPからDownloadされたZIP Fileを解凍し、Mini PCに移動します。
実行権限を追加
こちらのコマンドでRuntime Fileに実行権限を追加します。
sudo chmod +x ./t5x86_energy.1402.40618 |
gcc-multilibをインストール
こちらのコマンドでStratonを実行するには必要なライブラリをインストールします。
sudo apt-get install gcc-multilib |
Runtime実行
こちらのコマンドでRuntimeを実行しましょう。
sudo ./t5x86_energy.1402.40618 |
Done!自分のMini PCにはRuntimeライセンスがありませんので、2時間後にRuntimeが自動的に落ちます。
IDE接続
最後はStraton IDEからRuntimeと接続してみましょう。Tools>Communication Settingsをクリックします。
Mini PCのIPアドレスを設定し、OKで設定を適用します。
Connectボタンをクリックし、IDEとRuntimeを接続します。
Yesで進みます。
YesでプロジェクトをDownloadします。
Done!