こちらは新しい記事シリーズで、ILC社のINTALOGIC5を使用し様々な検証を行います。第1話はツールのインストール・操作・初めてのラダープログラムになります。
さ、FAを楽しもう!

前書き
いつも私の技術ブログとYouTubeチャンネルをご覧いただき、心より感謝申し上げます。また、いまFullさん(full@桜 八重 (@fulhause) / X)と共に毎週水曜日の夜にお届けしている「高橋クリス」ラジオ番組を運営しています。
技術は独り占めせず、届けるもの
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また、もしあなたの現場で…
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技術はひとりじゃもったいない。
INTALOGIC5?
ILC社が開発し、LD・FBD・ST言語に対応し、国際規格 IEC61131-3準拠の”組込みソフトウェアPLC”です。また、INTALOGIC5は小規模システムから大規模システムまで様々な分野に適用されています。

実績
INTALOGIC5はIPCからマイコンまで様々なPlatfromにも搭載できますので、実績面からも安心してお使いいただける組込みソフトウェアPLCです。

プログラム
INTALOGIC5は現場で使い慣れたプログラム言語(IEC61131-3準拠のLD/ST/FBD言語)で
制御プログラムを作成できます。

ラダープログラムからC/C++を呼び出し可能
従来のラダーやSTの言語だけではなく、より通信、データ処理、AD/DA変換などの複雑な処理な処理を行うには、DFC(Dynamic Function Call)命令を搭載し、C/C++で記述した関数をラダープログラムから呼び出せます。

インストール
ILC様からインストール用のCDをいただき、中のFolderにあるsetup.exeを起動します。

次へをクリックします。

インストール先を設定し、次へをクリックします。

インストールをスタートします。

少々お待ち下さい…

Done!

ツールを起動する
ではINTALOGIC5を起動します。

こちらはINTALOGIC5のツール画面になります。

あなたのHello worldプロジェクト!
それでは簡単なラダープログラムを作りましょう!
新規プロジェクトを作成
プロジェクト→プロジェクトの新規作成をクリックします。

プロジェクトの新規作成画面が表示され、プロジェクト名を設定し→OKで進みます。

Done!これで新規プロジェクトが追加されました。

プロジェクトツリーには下記のような項目がありまして、これからのBLOGにも少しずつ展開してきます。

新しいPOUを作成する
次は新しい実行プログラムを作成してきましょう。POU→標準実行制御プログラムを選択し、右クリック→新規作成→POUします。

POUの新規作成画面が表示されます。

POU名
名前の欄でプログラム名を設定します。

言語
POUの実装言語をDrop-Listから設定できます。

今回の記事ではラダー(LD)にします。最後はOKでPOUを作成しましょう。

Done!

プログラムを編集
先程のPOUをダブルクリックします。

Done!こちらはINTALOGIC5のラダープログラム編集画面です。

回路を追加
回路0のところに右クリック→1行挿入をクリックします。

Done!

A接点追加
次は先程追加した回路をダブルクリックし、A接点を追加します。下図のような命令入力画面が表示されます。

Drop-listからA接点を選択します。

Done!

次はデバイスを設定します。今回の例ではM1を使用します。もちろん変数プログラムにもできますので、これからの記事にも紹介して行きます。

コイル追加
最後は先程と同じ操作でコイルにも追加しましょう。

Done!

設定チェック
プログラムを作成したあと、ツールからプログラムエラーがあるかをチェックしてもらいましょう。設計チェック→設計チェックをクリックします。

もしなにも表示されてないなら、プログラムエラーがないことがわかります。

シミュレーション起動
INTALOGIC ツールにはシミュレーション機能がついてり、ツール→シミュレーションでシミュレーターを起動します。

Done!PCからTerminalが起動され、それはINTALOGIC5のシミュレーターです。

モニタ開始
先程のプログラムを開、オンライン→モニタ開始します。

ですが、スキャンタイムが0msになっています。どうやらなにかのステップが抜けたみたいです。

プログラム設定
まず設定を忘れたのは、プログラム設定です。つまりそのプロジェクトがどんなプログラムを実行するかを設定する必要があります。下図のプログラム設定をクリックします。

こちらはプログラム設定画面です。

実行順番序1→登録なしのDrop-listから、私たち作成したOB1を追加しましょう。

Done!

プログラム書き込み
次はプログラムをRuntimeに書き込みます。オンライン→プログラム書き込みをクリックします。

Yesで進みます。

Done!

Yesで進みます。

Yesでプログラムを書き込みます。

RuntimeをRUNにします。

Done!スキャンタイムが100msに表示され、プログラムが実行されていることがわかります。

RUN/STOP切り替え
次はシミュレーターをRUNモードに切り替えます。オンライン→RUN/STOP切り換えをクリックします。

Yesで進みます。

結果
最後はM1をダブルクリックし→動作をSETに設定→実行します。

Done!M1がTrueになり、出力コイルM10にもTrueになりました!
