こちらは新しいシリーズでFATEKのP5070NB HMIを使用し様々な記事を展開していきます。第3話では三菱電機のRJ71EN71と通信し、簡単な画面を作成します。今回の記事では下記の部品を紹介します:
- ランプ部品
- 数字の入出力部品
- ビットスイッチ部品
- イメージ部品
さ、FAを楽しもう。

Reference Link
http://soup01.com/ja/category/fatek/
http://soup01.com/ja/category/mitsubishi-jp/iq%e2%80%90r/rj71en71/
http://soup01.com/ja/category/mitsubishi-jp/iq%e2%80%90r/rj51aw12al/
ラジオコラボレーション
前書き
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技術はひとりじゃもったいない。
Implementation
こちらは今回の記事の構成です。

三菱側
最初に三菱側を構築します。

RJ71EN71追加
Module ConfigurationからRJ71EN71(E+CCIEF)をスロットに挿入します。

Done!

IPアドレス設定
次は先程追加したRJ71EN71のパラメータを設定します。

Basic Setting→IP AddressでRJ71EN71本体PORT1のIPアドレスを変更します。
Defaultでは192.168.3.40です。

SLMP 変更有効
次はEnable/Disable Onlince Changeの項目を変更します。

Enable All(SLMP)に設定します。

SLMP接続追加
次はExternal Device Configurationをクリックし、新しいSLMP接続を追加しましょう。

こちらはEthernet Configurationの設定画面です。

右のModule ListからSLMP Connection Moduleを追加します。

Done!新しいSLMP接続が追加されました。

次はPort No.をアプリケーションに被らないように設定してください。

最後はEthernet Cofiguration→Close with Reflecting the settingで設定を反映します。

ApplyでRJ71EN71の設定を保存します。

ダウンロード
最後はGX-WORKS3のプロジェクトをCPUにDownloadしましょう。
Fatek側
次はFATEKのHMI側を設定しましょう。

Device追加
FV Designerを起動し、Insert→Deviceをクリックします。

こちらはFV Designerの新しい接続設定の画面です。

Link名
Name欄で該当する接続のPLCの名前を入力します。

インターフェース種類
Interface TypeにDirect Link(Ethernet)を設定することにより、HMI本体のEthernetから直接接続することになります。

Manufacturer
ManufacturerのDrop-listから接続PLCのメーカーを設定しましょう。今回の記事では三菱電機になります。

製品シリーズ
Product SeriesのDrop-listから今回記事で使用した製品シリーズを設定します。RJ71EN71を使用するため、Mitsubishi IQ-R Series-ENET(BINARY)に設定します。

IP/Port
IP AddressとPort欄で先程RJ71EN71に設定したIPアドレスとSLMP接続PORTに合わせて設定しましょう。

今回の記事では下記のように設定します。

デバイス名
こちらのデバイス名はFV Designer内に表示するPLC名になります。

接続状態
Link StatusにCHECKBOXを入れ、HMIと三菱電機のRJ71EN71の接続状態を取得します。
下図の小さなBOXをクリックします。
- 1=通信エラー

RJ71EN71の通信状態を反映するデバイスを設定します。今回の記事ではHMIの内部メモリにV0に転送します。

Done!

結果
OKをクリックすると、PLC Device Tabが表示され、先程設定した接続が表示されました。

ランプ追加
次はToolboxから画面にランプ部品を追加します。

Done!こちらはランプ部品のDefaultイメージです。

モニターアドレス
先程追加したランプをダブルクリックし、部品のプロパティ画面を表示します。

Address欄の隣りにあるボタンをクリックします。

アドレスの設定画面が表示されます。

DeviceのDrop-Listから先程追加した三菱電機接続に変更します。

ランプ表示
今度はDisplay Tabを開き、ランプ表示色などを変更します。

下図の0,1ボタンでランプの各状態を確認できます。

例えば下図ではState1をクリックし、Preview画面でランプがState1のときの外見を確認できます。

Numeric Input/Display追加(表示用)
次は三菱電機RJ71EN71とHMI間の通信状態を確認するために、Numeric Input/Displayを追加します。

Done!

モニターアドレス
先程追加したNumeric Input/Display部品をダブルクリックし、部品のプロパティ画面を表示します。Monitor AddressにV0を設定します(先程Link Statusのアドレスに設定したもの)。

Done!

アラーム設定
今度は三菱電機とRJ71EN71間で通信エラーが発生したとき、数字表示部品の色を変更したいので、Alarm→Set Alarmします。

アラームの検知や色の設定画面が表示されます。

MaxとMinを0に設定すれば、0=正常、それ以外はエラーになります。

次はDisplay設定のDrop-listから該当するデバイスが上限に答えたときの色表示を変更します。

Done!

ビットスイッチ追加
今度はToolbox→Bit Switchで画面にスイッチ部品を追加します。

Done!Bitスイッチが追加されました。

入力アドレス
先程追加したビットスイッチ部品をダブルクリックし、部品のプロパティ画面を表示します。Input Addressからそのスイッチの動作アドレスを設定し、下図ではM30にします。

アクション
Action Drop-listから該当するビットスイッチの動作モードを設定します。今回はMomentaryに設定します。

ビットスイッチ表示
次はDisplay Tabを開き、ビットスイッチの状態表示を設定します。

背景色
スイッチをみなさんがよく使用する四角形に変更します。Background にあるImage Checkboxを外します。

次はBackgroundのColor欄からボタンの色を変更します。

Done!

プレス効果
Pressing EffectのDrop-listからボタンを押したときの表示を変更します。

今回の記事ではHighlightに設定します。

ボタンテキスト
Content(Direct Text)でボタンの表示文字を設定します。

属性の反映
下図の赤枠ボタンをクリックし、State0の属性設定を他のStateに複製しましょう。

Border
最後はBorderも使用し、ボタンらしく設定しましょう。

結果
Done!
Numeric Input/Display追加(入力用)
Numeric Input/Displayを追加し、まずMonitorアドレスをD1200に設定します。
次はInput→Allow InputのCheckboxを入れます。
イメージ表示
最後はToolbox→Image部品を追加します。
Image部品→Sourceで参照する画像を設定します。

PCに設定したい画像を選択します。

画像が崩れないようにFixed Raio Checkboxを入れます。

画面
こちらは今回記事で紹介した部品に沿って作成した画面です。

結果
こちらはHMIとPLC間が通信エラー発生したときの画面表示です。
こちらの動画で画面の動きを確認できます。



