こちらは新しい記事シリーズで、M5 StackのSTAMPLCを使って様々な検証を記事として展開していきます。最初にSTAMPLCの紹介や立ち上げなどを説明します。
さ、FAを楽しもう!

前書き
いつも私の技術ブログとYouTubeチャンネルをご覧いただき、心より感謝申し上げます。また、いまFullさん(full@桜 八重 (@fulhause) / X)と共に毎週水曜日の夜にお届けしている「高橋クリス」ラジオ番組を運営しています。
技術は独り占めせず、届けるもの
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また、もしあなたの現場で…
- 「このPLCとデバイスの組み合わせ、ちゃんと動くのかな?」
- 「EtherCAT通信でうまくいかない部分を検証してほしい」
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技術はひとりじゃもったいない。
STAMPLC?
StamPLCは、産業用オートメーションと遠隔監視向けに設計されたIoTプログラマブルロジックコントローラです。STAMPLCはStamp-S3A制御モジュールを採用し、強力な処理能力と効率的な無線接続性を提供します。工場出荷時のファームウェアはデフォルトでM5のEZDataクラウドプラットフォームにデータをアップロードし、自動的に監視ページを生成します。これにより、ユーザーは便利なリモートクラウドアクセスと制御方法を利用できます。本製品は産業オートメーション、遠隔監視、スマート製造アプリケーションに適しています。

入力
光絶縁された入力端子が8つあり、5VDCから36VDCまでの電圧を受け付けます。

こちらは配線例です。

電源
StamPLCには、6Vから36V DCまでの広い入力電圧範囲をサポートするオンボードレギュレータが搭載されています。メイン電源入力はバレルジャック(外側がGND、内側が正極)です。3ピン端子台(VIN、GND、COM)も利用可能で、主に入力用の基準電圧として使用されます。
メイン電源入力仕様:DCジャック(外径:5.5mm 内径:2.1mm センタープラス)

出力
PLCには4つのリレー出力(ドライ接点出力とも呼ばれる)が搭載されており、これらは電圧を直接供給せず、内部リレー接点(COM、NO、NC)を露出させる方式です。これらのリレーは交流負荷(最大5A @ 250V)と直流負荷(最大5A @ 28V)の両方に対応可能です。

こちらは配線例です。

拡張
デバイスの片側には、追加のI/Oモジュールを取り付けるための拡張コネクタがあります。

マイクロSDカードスロット
STAMPLCの側面には、不揮発性データを保存するためのmicroSDカードスロットが用意されています。

コントローラー電源
STAMPLCの側面には、制御電源のみ供給するUSB-Cタイプ端子が用意され、そのポートを使用しプログラム転送などにも可能です。

PWR485ポート
こちらのオレンジ端子にはRS485ネットワーク用PWR485ポートです。

PWRCANポート
こちらの黒い端子にはCANバス通信用のPWRCANポートです。

Grove ports
STAMPLCの前面パネルには、互換性のあるセンサーや周辺機器への接続を容易にするため、StamPLCには2つのGroveポートが搭載されています。

ボタンやブザー
STAMPLCには、3つの多目的ボタン、リセットおよび起動ボタン、音声フィードバック用のブザーが搭載されています。

LEDが表示
STAMPLCには1.14インチカラーディスプレイ(解像度135×240ピクセル)が搭載されています。

プログラミングオプション
Stamp S3Aをベースとしているため、StamPLCは同じプログラミングツールと互換性があり、プロジェクト要件に応じて柔軟性を提供します:
- Arduino
- UIFlow Ver. 2
- MicroPython
- ESP-IDF
- PlatformIO
内蔵センサー
内部的には、StamPLCには以下のセンサーが含まれており、コードからアクセス可能:
- INA226: 電圧・電流センサ
- LM75: 内部温度センサー
- RX8130CE: リアルタイムクロック(RTC)
Implementation
それでは早速STAMPLCを立ち上げて見ましょう!
M5Burnerをダウンロード
下記のLinkからM5 BurnerをDownloadし、インストールしてください。
https://docs.m5stack.com/en/uiflow2/uiflow_web
自分のPCのOS環境に合わせてInstallerをDownloadしましょう。


電源を入れる!
自分のPCとSTAMPLC間でUSB-Cケーブルで接続してください。

ログイン
M5 Burnerを立ち上げ、下図のボタンをクリックします。

M5 Stackのアカウントを登録してください。

設定
次はM5 BurnerからSTAMPLC3→UIFlow2.0 StamPLCを選択し→Configureをクリックします。

UIFlow2の設定画面が表示され、その設定はSTAMPLCに書き込みます。

WIFI SSIDの設定を現在PCの設定に流用したい場合は、下記のボタンをクリックします。

YES で進みます。

Admin権限あるアカウントをLoginすればOKです。

ブートモード
次は下記のボタンを長押しして、STAMPLCをBOOTモードに入れます。

Firmware書き込む
M5 BurnerからUIFlow2 StamPLCを選択し→Burnをクリックします。

Yesで進みます。

Next>で進みます。

Done!

UIFlow2にログイン
次は下記のLinkからUIFLOW2にLoginします。
Done!先ほどM5 BurnerでFirmwareを書き込んでだStamPLCが表示されました。

Blocklyで自由にプログラム行きましょう!

最後は下記のボタンでプログラムをSTAMPLCに書き込みましょう!

結果
こちらの動画から色々な簡単なデモを見ることができます。これから様々な記事にも書きますのでよろしくお願いします。
https://youtube.com/shorts/fbzGVIGHw1s
https://youtube.com/shorts/8Ak2_A9hLcw