OpenplcV4#Part03_Python FBを使ってみよう

2026年、AUTONDMYのOPENPLC V4は大幅な更新があり、EditorとRuntimeにもV4が正式リリースしました!このシリーズは実際にOPENPLC V4を使って様々な検証を行っていきます。第3話ではPython FBの作成を紹介します。

またOpen PLC RuntimeはAdvantechのAMAX-7580 100D5AのDockerコンテナにインストールします。

さ、FAを楽しもう!

前書き

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Implementation

それでは実際にプログラムを作成していきましょう。

Editorバージョン

OpenPLCV4でPython FBを使用するには、最低限では4.1.2を使用してください。

ランタイムインストール

次は下記のコマンドでRuntimeを直接IPCにインストールします。

git clone https://github.com/Autonomy-Logic/openplc-runtime.git
cd openplc-runtime
sudo ./install.sh

しばらく待ちます…

Done!

次は下記のコマンドでOPENPLC V4のRuntime状態を確認しましょう。

sudo systemctl status openplc-runtime.service

トラブル

次は自分がIPCに直接Runtimeをインストールするとき出てきたエラーと解決方法を説明します。

fatal: unable to access

最初にgithub.comアクセスできないエラーが最初に発生しました。

fatal: unable to access ‘https://github.com/Autonomy-Logic/openplc-runtime.git/’: Could not resolve host: github.com

ネット接続の確認

まずインターネットと接続しているかを確認します。

ping 8.8.8.8

DNS解決の確認

次はgithub.comと通信できるかを確認します。

ping github.com

DNS設定の修正

自分の場合はDNSの設定問題でしたので、下記のように修正すればOKです。

sudo nano /etc/resolv.conf

nameserver 8.8.8.8
nameserver 8.8.4.4

Python FB追加

次はPythonのFBを追加します。プロジェクトツリーにある+ボタンをクリック→Function Blocks→LanguageをPythonに設定し、POU名を入力しましょう。

Done!それでPython FBのTemplateが生成されました。

注意!

OPENPLC V4 RuntimeでPython FBを使用するに:

  • Python FBはPLCメインランタイムから非同期で実行されます。
  • 全ての変数は共有メモリを介してランタイムと共有されます。
  • block_init() 関数はブロック起動時に一度だけ呼び出されます。
  • block_loop() 関数は定期的に(約100ms間隔)呼び出されます。
  • この定期呼び出しはPLCスキャンサイクルに従いません。
  • block_loop()がスキャンごとに1回実行される保証はありません。
  • このブロックは時間的制約のないタスクに使用してください。
  • PLCスキャンサイクルに合わせる必要があるロジックには、標準のIEC 61131-3関数ブロックを使用してください。

Code

こちらは今回のPython FBのコードです。

テキストFILEを作成し、またblock_loop内で変数をずっと加算するプログラムになります。

from multiprocessing import shared_memory
import struct
import time
import os

def block_init():
    print(‘Block was initialized’)
    global iCounter,xCreate
    iCounter=0
    xCreate=0

def block_loop():

    print(‘Block has run the loop function’)
    global iCounter
    global xCreate
    iCounter=iCounter+1
    if xCreate:
        with open(“/home/oem/Documents/example.txt”, “w”) as f:
            f.write(“Hello, World!”)
           
        xCreate=False

ST POU追加

今度はPython FBを呼び出すPOUを作成します。下記の例ではSTを使用しましたが、ラダーでも構いません。

PythonのFB呼び出しはいつものIEC61311-3方式と同じです。

タスク追加

最後はST POUを呼び出すタスクを追加するために、Resourceをクリックします。

下図の+ボタンで新規タスクを追加します。

Done!新しいタスクが追加されました。

Interval欄でタスクの周期を設定します。

実際のアプリケーションに合わせて設定しましょう。

次はタスクの優先度を設定します。

インスタンス追加

次は先程追加したSTコードを呼び出します。Instance欄にある+ボタンをクリックします。

新しいInstanceが追加され、Program欄にSTコードを選択します。

次はTask欄で先ほど追加したタスクを設定すればOKです。

結果

STプログラムをモニタリングし、Python FBの出力iCounterが加算されています。

xCreate=TrueでテキストFILE作成しました。

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