Startdriveとは?
本来、SiemensのDriveを設定したり、Driveの構成を構築するにはTIAとStarter、Scoutなどと組み合わせて使用する必要があります。ですが、複数のソフトを立ち上げて、PLCやるならTIA、DriveやるならStarterだと本来TIAの統合エンジニアリングツールのコンセントが違いますので、ここに出たのはStartdriveです。
Startdriveをインストールすれば、Driveの試運転・パラメータ調整・設定などをすべて一つのツールとして管理することができます。
Startdrive Basic
そちらのBasicバージョンにはDriveの調整・診断・構築・試運転・運用することができあmす。
Startdrive Advanced
こちらはBasicバージョンを使える上、Safetyテストも使用することが可能になります。
ダウンロード
https://support.industry.siemens.com/cs/document/109771710/sinamics-startdrive-v16?dti=0&lc=en-WW
4つのコンセント
All applications in one tool
すべてのアプリケーションを一つのツールに
あなたのアプリケーションの中にあるFan、Pump、Servo、ConveryなどをすべてこのStartdriveで構築することができます。
Safety acceptance test
Safety機能
日本には気にしないメーカーが多いですが、欧米向けのものだと安全規格を満たす要求がよくあります。StartdriveはそのSafetyのテスト機能が提供しています。(EN ISO 13849-1 とEN ISO 13849-2)。そして提供だけなく、DocumentのExport、Step-By-Stepの簡単操作も+機能もついています。
ですが、Safety acceptance testはStartdrive Advancedのライセンスが必要になります。
Easy access to drive settings via TIA Portal Openness
Opennessから簡単できるDrive設定
Openness APIはSiemensから提供されて、そのAPIを使えば自分のDrive Applicationを作ることができます。Driveのパラメータ一括変更なども楽になります。
Automatic system diagnostics and trace
診断・トレース
Driveの状態・エラーメッセージなどは自動的に吸い上げ、Web Server・HMIから一覧することもできます。そしてトレース機能はより簡単にDriveを調整することが可能になります。
G120構築例
いまからTIAとStartdriveでG120を構築します。
Add DevicesでPLCを追加します。
そして右のCatalogからControl unitを引っ貼ります。今回はProfinetで通信するので”PN”がついてるものを選んでください。
いまはProject内にG120を追加しました。
G120のところにある”Not assigned”をクリックし、CPUとProfinetでつながるようにします。
これでOKです。
ですが、いまはまだControl unitだけなので、
次はPower Unitを追加します。
CatlogからPower Unitを選び、Control unitの隣まで引っばってください。
それでOKです。
これからはTelegramを設定します。
ProfinetでG120と通信するにはTelegramの設定が必要です。
Drive>Properties>PROFINET Interface>Telegram configuration>Telegram 設定できます。
今回はTelegram1を使用します。
もちろん、アプリケーションによって変更することも可能です。
TelegramでDrop listの中似合わせてください。
それで、セットアップ完了です。
このLINKにはSINA_SPEEDを使ってG120を回すの記事がありますので引き続きこちらで参考お願いします↓
はーい、お疲れ様です。