こちらはキーエンスのSafety Controller GC-1000に関する新しい記事シリーズです。最初はエンジニアツールのインストール・新規プロジェクト作成・CPU初期化などの基本から始めます。
さ、始めよう!
GC-1000?
GCシリーズは、すべての安全装置をコンパクトで使いやすい1つのシステムに統合するSolutionでございます。数個のシンプルな安全装置を使用する場合でも、複雑な安全設定のニーズに対応する場合でも、GCシリーズでも対応できます。
そしてどのような安全装置もこのシリーズに接続でき、新しいGC-Linkを使用して配線を完全になくすことも可能です。
GCは最大212入力まで拡張でき、なおかつオプションでリレー出力を内蔵できます。
Wiring
こちらはGC-1000端子台配線図です。
Layout
こちらはGC-1000のLayoutになります。
Download
CG1000を使用するにはGC Configuratorが必要なので、下記のLinkからツールをDownloadしましょう。
https://www.keyence.co.jp/products/safety/safety-controller/gc/models/gc-1000/downloads/?mode=so
Install
先程キーエンスHPからDownloadされたZip Fileを解凍します。
中にあるsetup.exeを起動しましょう。
Next>で進みます。
ライセンスを同意し、Next>で進みます。
Next>で進みます。
InstallでツールのInstallationを開始します。
しばらくまちます…
途中にキーエンスのUSB Driverインストール画面が表示され、Next>で進みます。
Done!キーエンスのUSB Driverも一緒にインストールされました。
それでOKです。
Launch Application
インストール完了したらGC Configuratiorを起動しましょう。
CG Configuratorが起動しました!
Create new file
Create a new configuration fileで新規プロジェクトを作成しましょう。
ハードウェアの選択画面が表示されます。
この記事はGC-1000を使用しますので、GC1000を選び>Project Nameを入力>Okで進みましょう。
Read out unit Configuration
もしくはハードウェアから直接CPUの型式を取得できます。CPUにUSBを接続し、Read out unit Configurationをクリックします。
Done!Unitの型式を取得しました。
Configuratorが自動的にGC-1000・Standard Modeを選択しました。
Okで新規プロジェクトを作成しましょう。
Done!新しいプロジェクトが追加されました。
Clear
新規プロジェクトを始める前に、ハードウェアをFactory Resetしたほうが不具合が少ないです。Communication>Clear>Initialize GCでGC-1000を初期化します。
Initialize all settingsでGC-1000を初期化しましょう。
GC-1000のDefault Passwordは1111です。