前回はTF3500でMQTT ClientをRuntime内で作成し、別のMQTT ClientからBroker経由でデータSubscribeするまでやりました。今回はそのデータをTF3520 Function使用しそのデータをLoggingします。
TF3520とは?
TF3520は簡単にいいますとMQTT ClientとしてBrokerからデータをSubscribeしDataベースやBinary data formatとして保存すことができます。ここで大事なのはUserがDataの構造などきにする必要がありませんし、全部Storage Provider から自動整形させます。
そしてプログラム必要がありません、全ての構築はTarget Browserで設定できます。
Support Format:
- Microsoft SQL
- Microsoft Azure Blob
- Analytics Files
System Requirement
インストール
下記のLinkをアクセスします。
TF3520のEXEインストールFileをダウンロードします。
ダウンロードしたEXEを起動し、Next>します。
ライセンスを同意し、Next>します。
User Nameなど入れて、Nextします。
Setup TypeをCompleteを選び、Nextします。
Installします。
しばらく待ちます…
これでインストール完了です。
PCをRestartします。
Analytics StorageProvider 設定
インストール終わったら以下のDirectoryでTcAnalyticsStorageProvider_Config.exeを起動します。
C:\TwinCAT\Functions\TF3520-Analytics-StorageProvider\WinService
なにかLongPath Supportが必要らしいです。Yesします。
パソコン再起動します。
パソコン再起動したら、このような設定画面でてきます。
MessageBroker
MainTopicはSubscribeするTopic入力します。
次はMessagebroker>Settingsのボタンをクリックします。
それはMQTT BrokerのIP、Portなどの設定を行います。
BrokerのところはIPやHost Name、PortはBrokerに合わせます。
Check Settingsのボタンを押すと通信確認できます。
Connection settings:OKが表示されたらもう設定問題がありません。
Storge
Storgeの設定エリアでどんなFile-Typeでデータを保存するのかを設定できます。
今回はAnalyticasFilesにします。
次は保存先を設定します。
Analytics Folderボタンをクリックします。
保存先を選んでください。
それでOKです。
Additional PropertiesでFileの最大Sizeなどを設定できます。
これだと、最大4KBになります。
Windows Service
Automatic・Disabled・ManualでServicesのスタートモード決めれます。
ここでManualにします。
次は隣のStartボタンでServices起動しましょう。
…そうだ、ライセンス必要ですね。
XAE起動し、TF3520入れましょう。
一回起動したらこの画面も閉じてもOKです。Backgroundで走っています。
TwinCAT3 Measurementインストール
次はTwinCAT XAE起動し、StorgeProviderでTestしようと思ったら…
ない。Tool barにはAnalytics機能がない。
色々調べたところ、TwinCAT3 Measurementをインストールが必要らしいです。
以下のLinkをアクセスし、Full-Installationバージョンをダウンロードしましょう。
https://www.beckhoff.com/ja-jp/products/automation/twincat/te1xxx-twincat-3-engineering/te3500.html
ダウンロード終わったらEXEを起動します。
Next>します。
ライセンスはモーマンタイです。
しばらく待ちます…
よし!終わりました!!
再起動ですね。OKです。
ない。Tool barにはAnalytics機能がまだない。
また色々調べたところ、とりあえずもう一度インストールします。
Modifyします。
Beckhoff TE35xx Analytics EnginneringをCheckしてなかった!!なぜ?
とりあえずCheck入れてInstallします。
ようやくTwinCAT>Analytics出てきましたー
Analytics StorageProvider Recorder設定
XAE起動し、TwinCAT>Analytics>Storage Provider RecorderをStartします。
これはAnalytics StorageProvider Recorder画面になります。
左のツールボタンをクリックしてBrokerを構成します。
Brokerに合わせで構成してください。
同じくCheck Settingsで通信確認できます。
Connection settings:OKが表示されたらOKです。
次はBrokerと接続します。
雲マークのボタンをクリックします。
しばらく待ちますと、先設定したBrokerが出てきます。
該当するBrokerを選んで、Connected to xxxが出てきたらもう接続してる状態です。
Target Browser設定
まずRuntimeをRunにしてください。MQTT ClientがRuntimeがRunにならないとMessageをBrokerに送らないです。
そしてTwinCAT>Target Browser>Target Browserを起動します。
一番左になるSocket+ボタンをクリックします。
またBroker設定を行います。
Check Configで通信テストできます。
よし、これでOKです。
接続したらBrokerが見えるようになります。
Broker(127.0.0.1)>ID>Live DataでRuntimeがPublishしてる変数が見えます。
次は歯車のボタンをクリックします。
ここでもう少し詳しい情報を設定やStatus見えます。
Online=Trueなら今が通信してる
Locationのところは自由入力でき、ここでかなりTsim Sha Tsuiに入れました。
そうすると自動Web Browser起動しGoogle Mapへ飛びます。
香港の海の港近くにある街です。夜景がきれいでにぎやかな場所です。みんなは香港いったらよってくださいね。
Historicize Data
Target BrowserからLive Dataの変数を選び、TwinCAT Analytics Storge Provider Recorderへ引っ貼ります。
Topic AliasはRecordするデータ名を設定します。
Record NameはそのRecordの名前です。
Record DurationはLoggingする時間です。
設定OKならAddします。
隣のStartボタンをクリックしたらLoggingがSTARTになります。
はてマークのボタンをクリックするとRecordの情報一覧できます。
StartをクリックするとボタンがSTOPになり、データ記録しています。
中にComment・名前・Onlineしてるかどうか、TimeStampなども確認できます。
そうすると、Historical Data>MyStationが見えます。
それは先のStepで追加されたRecodです。
右にはその記録が見えます。
今回一日のデータしかないですが、カレンダーでこのRecordにある他の日付のデータをFilterすることも可能です。
矢印のボタンを押すとRecordをダウンロードできます。
その中に必要なデータをDownloadします。
そして保存先を選択。
そうすると、MQTT のBinaryデータを一式ダウンロードできます。
はーい、お疲れ様です。