こんにちは!こちらは新しいB&R Automation StudioのTutorialシリーズです。
最初はAutomation StudioのDownload方法・インストール・Trialライセンス取得方法、そしてHello Worldプロジェクトを作ってみます。
さ、始めよう!
Download
最初はB&Rのエンジニアツール・Automation StudioのDownload方法を説明します。
下記のLinkV4.12をDownloadできます。
もしくはB&RのHPからDownloadsのTabを開いてきます。
https://www.br-automation.com/en/downloads/
Product groupsをSoftwareに設定します。
Softwareはもちろん”Automation Studio”を設定します。
最後はDownloadしたいVersionを選択します。
8GBのセットアップFileのDownlaod場所が見つかりました。
Installation
DownloadされたZIPを解凍し、Install.exeを起動します。
インストールの言語を選択できます。もちろん英語です。
”Install Automation Studio”でB&Rのエンジニアツールをインストールしましょう。
Next>で進みます。
ライセンスを同意し、Next>します。
インストール先を指定し、Next>で進みます。
とりあえずすべての部品を選択し、Installで進みましょう。
しばらくまちます…
Error Code 4735
場合によっては、Error Code 4735というインストールエラーが発生します。
OSに.NET Framework3.5をインストールしてください。
Done!Automation Studioがインストールされました。
Your First Project
Automation Studioを起動しましょう。
Activate License
一回目はライセンスの入力が必要です。
LinkをクリックしTrial ライセンスを取得しましょう。
Evaluation license for Automation Studioをクリックします。
個人情報を入力してください。
入力完了したら一番したSend Requestをクリックし、B&RにTrialライセンスをリクエストします。
B&Rからライセンスのメールが届くと思います。
CodeをLicense Keyに入力し、Activateボタンをクリックします。
Done!90日のTrialライセンスが生成されました。
Create new Project
それでは新しいProjectを作成していきましょう。
File>New Projectで新規プロジェクトを作成します。
Project Wizardが表示されます。
Name of the projectでプロジェクト名を入力し、Next>で進みます。
次はConfiguration画面が表示されます。
私は実機を持っていませんので、”Define a new hardware configuration manually”を選択し、Next>で進みます。
次はControllerを選ぶ画面です。
先も言いましたが、私は実機を持っていませんので、とりあえずSimulationできるHardwareを選択できればよいです。
今回はX020CP0441を設定し、”Activate Simulation”のCheckboxを入れて、Next>で進みます。
Accessoryの選択画面が表示されます。
実機がないので、そのままFinishで進みましょう。
Done!新しいプロジェクトが追加されました。
Add Ladder Program
ラダープログラムを追加します。Libraries>右クリック>Add Objectで進みます。
右にあるToolboxから追加できるObjectが一覧できます。
下にScrollしLD Programがあり、ダブルクリックすればLibrariesに追加できます。
Done!新しいラダープログラムが追加されました。
B&RのプログラムコンセプトはCyclic・Init・Exitなど様々なItemがあり、今回はTutorialの第1話なので複雑なことを説明しません。
とりあえず、Cyclic.ldをダブルクリックして開きましょう。
このFileは周期実行するプログラムになります。
ラダーEditorが開きました。
Define Local Variables
ではProgramのローカル変数を定義します。
Variables.varを開きましょう。こちらのFileからローカル変数を定義できます。
Done!ローカル変数の定義画面が表示されました。
Add Variable
Variables Listから右クリック>Add Variableします。
新しいローカル変数が追加されました。
NameをLocalBoolに変更し、TypeをBOOLにします。
Change as TextView
Table Viewが不便だと思うなら、いまのVariable編集画面を閉じ、Variable.varを右クリック>Open>Open As Textします。
Codesysのようなテキストベースの変数定義画面に変わります。
INTタイプのLocalInt変数を定義します。
Edit Ladder Program
今度はラダープログラムを編集します。
Add Function
右のToolboxからADD関数をラダーNetwork1に追加します。
下図のような操作になります。
Done!ADD 関数が追加されました。
Add NO Contact
次はENパラメータにNO接点を追加します。
下図のような操作になります。
Done!あとは先程定義したLocalBoolを入力すればOkです。
Network1の左に赤いラインがついてるが、それは該当するNetworkのプログラムにエラーがあることを示しています。
Show Type
それだけでは関数のパラメータにどんなData Typeの変数が必要かわからないので、関数を右クリック>Typeします。
ADD関数にピンク文字が表示され、それは各関数や変数のデータ・タイプになります。
Assign Parameters
ADD関数なので、2つのパラメータが必要です。最初のANYパラメータを入力します。
定数の場合は直接数字を入力すればOkです。
Done!
これで完成です。
Show Scope
Scope表示を使用することによって該当する変数のScopeを確認できます。
関数を右クリック>Scopeします。
Local文字表示されているところはLocal変数だと示しています。
Build Configuration
Project>Build Configurationでプロジェクトをコンパイルします。
Errorsがないことを確認しましょう。
そのままプロジェクトをRuntimeに転送しますか?のPopupが表示されます。
Don’t Show againのCheckboxを入れ、Don’t Transferをクリックします。
Transfer
最後は赤枠のボタンをクリックしプロジェクトをRuntimeに転送しましょう。
…私が評価ライセンスなのでいつもWarningが出てきますね。
無視します。
プロジェクトの転送画面が表示されます。
Transferボタンをクリックしプロジェクトを転送します。
Yesで進みます。
しばらくまちます…
Done!Closeで完了しましょう。
Monitor
最後は赤枠のボタンでプログラムをMonitorします。
Done!
Modify Online
変数の現在値を変更したい場合、そのままクリックし変更したい数字を入力すればOkです。
下図のような操作になります。