こちらの記事ではWAGO PFC200でCDP Studioを導入する方法を1から説明します。
さ、WAGO PFC200でIEC-61499をはじめよう。
Reference Link
https://cdpstudio.com/manual/cdp/toolkits/kit-wago-linux.html
https://cdpstudio.com/manual/cdp/wagopfcio/demo-wagopfcioserver.html#install-sd-card-image
https://cdpstudio.com/manual/cdp/wagopfcio/demo-wagopfcioserver.html
Support Devices
2024・5、CDP Studioでは以下のWAGOデバイスに対応しています。
- WAGO TP 600 range of devices (762-410x, 762-520x, 762-630x and compatible)
- WAGO Edge Controller (752-8303 and compatible)
- WAGO CC100 (751-9301, 751-9401 and compatible)
このツールキットは、Linuxオペレーティングを実行する他のARMv7 32ビットデバイスもサポートする可能性があります。
Update your CPU Firmware
下記のLinkから最新のWago FirmwareをDownloadしてください。
https://github.com/WAGO/pfc-firmware-sdk-G2/releases
Win32 Disk Imagerなどのソフトを使ってイメージFileをSD Cardに書き込みましょう。
Insert SD Card into PFC200
SD CARDをWAGO PFC200にインストールします。
PFC200 Configuration
次はPFC200を設定します。
Disable PLC Runtime
PFC200のWeb Serverにアクセスし、Configuration>PLC Runtimeを開き、PLC Runtime をNoneに設定します。
もしエラーが発生した場合、WAGO PFC200 ControllerをStop Modeに変更してください。
Home directory on memory card enabledのCheck Boxを入れ、Submitで設定を変更します。
Enable SSH Server Settings
Ports and Services>SSHを開きます。
SSH Serverを有効にしてください。
Try to Login as root
PuttyをLoginし、root UserをLoginしてみてください。
root wagoになります。
Create bootable Image
SDカードに正式Wagoイメージがある場合は、SDカードを挿入した状態でWAGOデバイスを起動し、以下の手順でSDカードからInternal flashにイメージをコピーします:
また、”Enough memory is available on the destination device. Device is not in use by CODESYS”のMessageが表示されてることを確認してください。
上記の要件がすべて満たされている場合は、”Start Copy”をクリックします。コピー処理中はデバイスの電源を切らないでください。コピープロセスが完了するまで待ちます。
Administration>Create Image>Start Copyでブートイメージを作成します。
しばらく待ちます…
Done!
Remove SD Card
PFC200を電源を落とし、SD Cardを取り出します。
Power ON Again!
もう一回電源をONにします。
Create bootable image from boot device Again
SDカードのフルサイズを使用するには、サイズを変更する必要があります。Wago Web Serverでこれを行う最も簡単な方法は、”Full card size”を指定して、Wagoの内蔵フラッシュイメージをSDカードにコピーすることです。
Configuration>Administration>Create Imageを開き、Size of created ImageをFull card Sizeに設定し、Start Copyをクリックします。
Reboot
PFC200を再起動しましょう。
Rebootで進みます!
Access WagoIo via K-bus
次はCDP Studio側を構築します。
CDP Version
こちらは今回記事で使用するCDP Studio Versionです。
Select Network
WAGOと接続するEthernet Interfaceを設定します。
WAGO LoginするUsernameなども設定します。
Select your Applications
アプリケーションを設定します。
Select the Toolkit
このToolkitは、ARMv7 32ビットベースのプラットフォーム上のWAGO TP 600、エッジコントローラ(752-8303)、CC100、PFC 100/200 Gen.2用のCDP 4.12以降に基づくアプリケーションを構築できます。
Toolkitの項目にDrop-Listあり、他のToolkitを設定可能です。
Select your devices
WAGO PFC200にアプリケーションをDownloadするので、DeviceでPFC200のIPアドレスに選びましょう。
Device項目にもDrop-listがあり、適当なデバイスを選択しましょう。
WagoPFCIOServer
CDP信号をWago KBUSデータに変換し、Wago KBUSからCDP信号に変換するのがそのIOServerです。このIOServerは少なくとも20Hzで動作させないと、ハードウェアによって出力が0に設定される。
注意するのはWagoPFCIOServer は、ADI経由でモジュールの物理構成を検証し、CDP Studio で作成されたものと比較します。物理的構成とCDP Studioで作成された構成との間に不一致がある場合、WagoPFCIOServerは中断されます。その後、コンフィグまたは物理的に問題を修正し、アプリケーションを再起動する必要があります。実行中に物理バスが変更された場合も同様です。
WagoPFCIOServerをプロジェクトに追加しましょう。
DropIO Block
次は実際のモジュールインストール順に沿ってモジュールBlockを追加します。
fs
先も言いましたが、IOServerは最低限20hzで稼働する必要があります。
Deloy
最後はDeployをクリックしプログラムをPFC200にDownloadしましょう。
Run & Connect
Run & Connectでアプリケーションを起動します。
Done!エラーなしで起動できました。
Result
CDP StudioのプロジェクトからCPUやメモリの使用量を取得できました。
PFC200にインストールしてる出力モジュール750-1417の出力チャンネルにWatch Tableを追加します。
該当するDI・DO状態を更新や監視もできました。