SelmoStudio#Tutorial02_Selmo HMIを生成しよう

今回の記事はSelmo StudioのHMI機能を説明します。記事の中で使用したのはCodesysですが、TwinCATでもCtrlXでも同じ操作です。

さ、はじめよう。

Reference Link

SelmoStudio#Tutorial01_Codesysのプログラムを生成しよう
SelmoStudio#Let’s Try the Code Generator Solution and Test with TwinCAT3!

Implementation

Configure HMI Text

前回のTutorialではHardwareZoneに下図のようなZoneを定義しました。各ZoneでもSelmoのHMI生成から状態の確認・操作などができます。

まずStart ButtonのZone Inをクリックします。

Edit Zoneの設定画面にはHMIの項目があり、中にHMI Display TextとManaul Button TextのOptionsがあります。

HMI Display Text

HMI Display TextではSelmo HMI上で該当するZone Inの文字表示になります。また、赤枠のボタンをクリックすると、該当する項目の詳しい説明が表示されます。

Manual Button Text

こちらの項目では該当するZoneがManual操作するボタンの表示テキストになります。

今回設定したのはZone-Inですが、一通りDisplay TextとManual Button Text両方も設定しました。

PLC Codeを生成し、CodesysプロジェクトにImportしてください。

最後はHMIを自動生成しましょう。

Result

Done!HMI表示項目が増えました。

他のZone-INも同じように定義しましょう。

Configure Manual Button

次はZone In-Outにマニュアルの操作ボタンを追加してみます。

先ほどと同じ操作でHMI項目を設定しましょう。

今度はManual ButtonのCheckboxを入れます。そうすればSelmo Stuidoで生成されたHMIがに該当するZoneに操作ボタンができます。

Result

Done!Selmo HMIにはお手のアイコンが増えました。

Load Packgeのマニュアル操作ボタンが表示されました。

下図のような操作になります。

最後は各Zone In-Outに操作ボタンを追加しましょう。

Parameters-Configure your Parameters

次はパラメータ機能を紹介します。Selmo Stuidoではパラメータを使用することにより、HMIに該当するパラメータを表示や操作することができます。

また、該当するパラメータをプロジェクトに使用することもできます。

Plant>HwZone>Parametersをクリックし、パラメータを追加しましょう。

各パラメータにあhHistoric機能を有効するかなどの細かい設定も可能です。

Generate PLC-Code

注意するのはパラメータを追加した場合はPLC-Codeをもう一回生成しプロジェクトにImportしてください。

Done!GVL_HwZone1_Parametersが追加されました。

GVL_HwZone1_Parametersの中には先ほどと同じく定義したParametersが生成されました。

Result

Selmo HMIをもう一度生成したら、パラメータのボタンが出来上がりました。

先ほどSelmo Stuidoに定義した変数も表示・入力できるようになります。

実際Selmo HMIで入力した値がGVL_HwZone1_Parametersに反映されています。

Parameters-Enable Historic data

次はパラメータのHistoric機能を有効にします。この機能を使用すれば、パラメータの変化を追跡することができます。

Default設定から変更したパラメータ項目の隣にある歯車の色が緑になります。

またWrite History value only on changesのCheckboxを有効にすることにより、パラメータが変化するときだけLoggingするような設定もできます。

Result

Selmo HMIにある歯車をクリックします。

Show Historic Dataをクリックします。

こちらの画面から各パラメータなどのHistoricデータを確認できます。

右側にあるFolderにHistoric設定した変数をMonitorエリアに追加します。

最後は確認したいHistoricデータを設定し、Start queryでデータを取ります。

Done!

Export data

また、toolStripButtonをクリックしHistoricデータをExportできます。

ExportするFormatとLocationを設定しましょう。

Done!

また、Settings DiagramのボタンをクリックしX-Y軸のScalingなどを変更できます。

Parameters-Configure Input Limit

今度はパラメータの上下リミットを設定してみよう。このためにLLとLHに適切の値を入れましょう。

例えば、Parameter5をLL=50、HL=50に設定します。

Result

下図のように、HMIでは-50から50までにリミットされます。

Userの入力がLimitを超えるとMaxやMinのところが赤くなり、入力の変更が不可になります。

Parameters-Group

次はGroupです。プロジェクトが膨大になると、Groupを分けることにより、パラメータの管理も簡単になります。今回の例ではSectionのところにGroup1,Group2,Group3に分けました。

Result

Done!HMIにも同じようにGroup1,Group2,Group3のパラメータグループが表示されました。

各パラメータにもSelmo Stuidoプロジェクトに設定した通りグループで分けました。

また、パラメータのデータタイプは実数だけではなく、DINT・INT・Boolなども対応しています。

Parameters-Disable

このDisableのCheckboxを入れることにより、該当するパラメータが自動モードのときに入力不可のInterlockをかけれます。

今回の例ではいくつかのパラメータにDisableのCheckboxを入れます。

Result

HwZone1が自動モードではないとき、もちろんすべてのパラメータも変更可能です。

そしてHwZone1が自動モードにソフトされたら、Group1のParameter2が入力できなくなります。

Parameters inside Sequences

パラメータはHwZoneに存在するGlobal以外に、各シーケンサにも自分のパラメータをもつことができます。

下記の例では、5つのBOOLEANタイプのパラメータを定義し、様々なButton Modeを設定します。

Result

Done!今度はHWZone1>Sequence1>にGVL_Sequence1_Parametersが生成されました。

中に先ほど定義されたBOOL変数が生成されました。

各シーケンスの中にパラメータのボタンが追加されました。

各ボタンの操作は以下になります。

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