こちらのシリーズではSysmac Studioの様々なFC・FBをプログラム例付きで解説します。今回はGetTimeという関数を紹介します。
さ、FAを楽しもう。

前書き
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技術はひとりじゃもったいない。
Reference Link
GetTime?
GetTime命令は現在の時刻を読み取ります。現在の時刻は設定されたタイムゾーンの時刻(グリニッジ標準時(GMT)ではありません)です。また、こちらはNXとNJの最大保存できる時間の範囲です。
- NXシリーズCPUユニットの有効範囲は、DT#1970-01-01-00:00:00.000000000 から DT#2069-12-31-23:59:59.999999999 です。
- NJシリーズCPUユニットの有効範囲は、DT#1970-01-01-00:00:00.000000000 から DT#2106-02-06-23:59:59.999999999 です。

VAR_OUTPUT
| 変数名 | データ・タイプ | 説明 |
| Out | TIME | 現在時間 |
プログラム例
こちらはGetTime関数を使用したラダープログラム例で、常時に現在CPUの時間を読み出し、myTimeというTimeデータ・タイプ変数に格納します。

結果
こちらは実際の実行結果です。

View->Watch Tab Pageで変数の現在値を確認しましょう。

先ほど関数の出力をCopyします。

そしてWatch Tableに貼り付けましょう。

ですが、実際の出力は1970年になっています。

CPU時間設定
最後はCPUの時間を設定するため、Controller→Controller Clokcをクリックします。

こちらはSysmac StudioがCPUに対しての設定画面です。

Synchronize With Computerをクリックし、PCとOMRON CPU間の時間を同期します。

Applyをクリックし設定を保存します。

Done!関数から読み取った現在時間が実際時間とっています。
