AnybusのCCLINK<–>Profinet GatewayモジュールのConfigurationやり方について説明いたします。たけびしなどのGatewayのやり方と似ていますので、操作感も多分そんなに変わらないと思います。
ツールダウンロード
まず下記のWEBをアクセスします。
https://www.anybus.com/support/
右にあるSerachのところいArticle No.を検索することができます。
モジュール横にあるArticle No.を入れて検索します。
よし、このモジュールですね。
下に”SOFTWARE”にAnybus Configuration Manager X-gateway(xx)をDownloadします。
ZIP解凍し、EXEを起動します。
うん?Anybus Transport Provider がないと。
先のSOFTWAREのところにAnybus Transport Privoder をダウンロードし、インストールしましょう。
そのあともう一度Anybus Configuration Manager X-gatewayをインストールし、起動しましょう。
Commission
箱の中にそのようながUSB CABLEがついてると思います。
このCABLEを片方を自分のパソコンに、片方をモジュールのX4に接続しましょう。
Upload
ツールを起動し、Online>Select Connectionします。
Configをクリックします。
Anybus X-gateway(COMX)を設定します。
雷マークをクリックし、機器と接続します。
雷のマークが変わったらOKです。
次はConfigurationをUploadします。
しばらく待ちます…
Finishedのメッセージが出てきたら、Upload完成です。
UpperがCC-Link Field Network、下はPROFINET IOになっています。
PROFINET IO側
InputとOutput Data Sizeを設定します。
ここで512Bytesにします。
CCLINK-IE側
こちらにIN/OUTも512Bytesを設定します。
Configuration Switchesも忘れずに。
LED Status
Download
Online>Download Configurationします。
しばらく待ちます…
Download OKですね。
Siemens側
今回もらったAnybusモジュールはX2のほうがProfinet IOなので、LANをX2に接続し、もう片方を自分のProfinet Controllerに接続しましょう。
こちらはモジュール上についてるLEDの意味です。
ちなみに、GSD FILEははAPPLICATION NOTESのところでDownloadできます。
Profinet Controller(ここではSiemensのPLC)Onlineしたら、うん、見えていますね。
Profinetなので、Device Nameも忘れずに。
よし、Device NameもAssign OKになります。
Anybusの状態が緑になりましたね。
三菱側
以下はGXWORKS2のバージョンです。
Q71GF11-T2を使用します。
CCLINK-IE を構成するのは初めてなので、もう少し詳しく書きます。
パラメータ>PCパラメータを開く。
I/O割付設定のTabを開きます。
今回はCPUとこのQ71GF11-T2だけなので、No1(スロット0)に種別をインテリを選び、形名は空のままでOKです。点数は32点を選び、先頭XYは0000します。
この先頭XYはモジュール診断のIOになります。(エラーあるとか、Readyとか。)
32点を設定する理由は、Manualではこのモジュールを診断できるIO点数は32点もってます、と。
次はCCIEのネットワークを構築します。
ネットワークパラメータ>Ethernet/ CC IE /MELSECENTを開きます。
ネットワーク構成設定をCc IE Field構成ウェイドで設定するのCheckboxを入れます。
ネットワーク種別:CC IE Field(マスタ局)
先頭I/O No.:先設定したモジュールの先頭XY合わせます。なので0000です。
ネットワークNo.:1にします。
モード:オンライン(標準モード)。
そしてCC IE Field構成設定をクリックします。
ここで汎用インテリジェントデバイスを引っばるでもよし、もしAnybusのデバイスも構成Downloadしたら、接続機器の自動検出でもOK。
点数はAnybusの設定に合わせましょう。
次はリフレッシュパラメータを設定します。(これ設定しないとなぜかIO全然更新してくれません…)
転送1,2,3,4を先設定したIOに合わせてDやMに転送しましょう。
AnybusのデバイスはどうやらCC IE Field診断できないらしい?通信テストずっとTimeoutになっています。(通信はしてるけど。)
これからは自分のプログラム癖ですが、Siemensのプログラムでいつも構造体作ります。今回三菱も例外なくモジュールの診断用の構造体です。
中に先Manualに記載してたIO Mappingと同じように構築します。
最後はGlobal変数を定義します。
残りのBoolとWordの配列はCCLINK IEからAnybusのモジュールの読み書き用の変数です。デバイスの詳細設定はリフレッシュ設定に合わます。
そうするとWatch Tableで一気にMonitorすることができますー
最後注意のは、三菱とシーメンスがWord交換などするときはSwapする必要があります。
はーい、お疲れ様です。