今回の記事ではTwinCAT3やCodesysなどのST Code Formater STweepを紹介します。Formatの統一性がないST Codeに対して、高いコード品質基準を維持できます。
さ、はじめよう!
STweep
STweepは構造化テキストのソースコードフォーマッタで、TwinCATやCodesysなどのIDEでプラグインとして利用できます。
すでに多くの会社が、高いコード品質基準を維持するためにSTweepを使用しています。例えば:
Why STWeep?
では、STWeepを使うメリットはなんでしょうか。
Functionality
ソースコードをきれいに保つことに時間を使うのはもったいないんです。STweepフォーマッターを使えば、ソースコードを一気にきれいに保つことができます。
IDE integrated
STweepは、CODESYS、e!Cockpit、ABB Automation Builder、TwinCATなどのIDE用のプラグインとして利用できますので、面倒なImport・Export作業は不要です。
Supported IDE’s
TwinCAT3でSTweepを使用するには、以下の要件が必要です。それより古いVersionも一応対応してますが、公式なSupportがありません。
- Microsoft Visual studio 2017 community or higher
- TwinCAT XAE Shell 15.0.28010.2050 D15.8.
- Windows 7 with .NET framework 4.7.2 or higher.
- Windows 10 with .NET framework 4.7.2 or higher.
Download
下記のLinkにアクセスし、Trial VersionをDownloadできます。
https://stweep.onfastspring.com/
VSIX InsallerをダブルクリックしVisual Studio版のSTWEEPをインストールしましょう。
Installで進みます。
しばらくまちます…
Done!
Activate License
Visual StudioからTwinCAT3プロジェクトを作成し、Extensions>STweep>Licenseでライセンスを有効にします。
STweepのライセンス画面に変わります。
ライセンスを同意します。
OnlineやOfflineのライセンス有効にも可能なので、自分はライセンスコードを手元に持っていますので、Activate Onlineで進み、ライセンスCodeを入力すれば完成です。
Configure your Own STweep
Extensions>STweep>OptionsでSTweepをカスタマイズすることができます。
STweepのOptions設定画面が表示され、好みに合わせてコードスタイルを設定できます。プロジェクト全体で一貫したコードスタイルを持つことで、コードの品質が向上し、チームでの共同作業がより簡単になります。
Try it!
最後にSTWeepの機能を試してみましょう。間抜けな私はコードのスタイルが統一できず、かなり見づらい状態ですね。
下図のように、TwinCAT3のEditorの空きスペースを右クリック>Format Codeをクリックすれば、STweep Optionsが設定した通り、自動的にコードスタイルを統一してくれます!