久しぶりにCodesysを触ってて今回はCodesysとEtherNet/IPのScannerとして働き、MolexのEtherNet/IP Adapterと通信する設定を紹介しようと思います。楽はのはCodesysの画面はTwinCATとかなり似てて、あー忘れた感はあまりなかったです。
以下は私が使ってるCodesysバージョンです。
New Project
まず新規プロジェクトを作りましょう。
File>New Projectします。
ここでStandard projectを選び、OKします。
パソコンからRuntimeを起動しますので、CODESYS Control Win V3 x64を選択し、OKします。
ESD Download
ProfinetがGSDMLが必要と同じように、EtherNet/IPにもEDS Fileが必要です。
EDS=Electronic Data Sheetで、文字ベースで通信設定などが記載されてNetWork内で他のデバイスと通信させます。
今回使うのはMolexのTCDEI-8D0P-DYU-G02です。EDS FILEは以下のLinkでダウンロードできます:
https://www.molex.com/molex/mysst/doCenter.action
そして1つ目にはEDSのFileですね。Downloadしてください。
ZIPを解凍するとこのような.eds Fileたちが見えます。
ESD Install
Tools>Device Repositoryします。
Installをクリックします。
先ダウンロードしたFileを選れば、新しいDeviceが追加されます。
EtherNet/IP Scanner追加
Ethernet Adapter追加します。EtherNet/IPだけではなくProfinetやEtherCATのField-busを使用するにはすべてここから始まります。
EtherNet/IP>Ethernet Adapter>Ethernetをたどり着き、Add Deviceします。
追加されたEthernet Adapterに右クリック、Add Deviceします。
EtherNet/IP>EtherNet/IP Scanner>EtherNet/IP Scannerを選び、Add Deviceします。
こrでEtherNet/IP ScannerがOKです。
ONLINE 確認
では、Adapterを追加する前にまずONLINEできるかどうかを確認しましょう。
Codesysのは灰色のICONを選び>Start PLCします。
OKです。
64の文字が赤になったらOKです。
次にプロジェクトの頭に”Device”のあるところにクリックします。
Communication Settings>Scan Networkします。
出てきたDeviceを選び、OKします。
User NameやPasswordを入力し、OKします。
初期だと設定してくださいと言われます。
このような画面出てきたら、もう通信確立されたの意味です。
Loginしてみましょう。
Yesです。
Playボタンを押してPLCをRunすることができます。
Ethernet Adapter設定
Ethernetのところをクリックします。General>Network InterfaceでBrowseします。
いまのネットワークカードが一覧できます。
IP ScannerになるのNetwork Interfaceを選び、OKします。
そうすると、Network InterfaceのIP設定にもCodesys上で反映されます。
EtherNet/IP Adapter追加
Adapter追加するには事前に構成しておくとScan NetworkからデバイスをProjectにCopyする2つ方法があります。
方法1-事前構成
追加されたIP Scannerに右クリックし、Add Deviceします。
デバイスの種類を入力しFilterすれば簡単に見つかり、Add Devicesで追加します。
それでAdapterが追加OKです。
構成をダウンロードすると、デバイスは三角のICONついています。アクセス不可能などの不具合ありますよ!のイメージです。
一回Logoutし、IP Scannerのところに右クリック>Scan for Devicesします。
Fieldbusにつながっているデバイスが見えます。IPは192.168.1.101ですね。
そこでAdapterのデバイスをクリックします。
General>Address Settingsで合わせて、もう一度Loginしましょう。
デバイスのICONが緑になったら、それでOKです!
方法2-現在構成を吸い出す
まずIP Scannerがちゃんと動いてるかどうかを確認しましょう。
次はIP Scannerから右クリックしScan for Devicesします。
またしばらく待ちます。
Deviceを選び> Copy to projectします。
同じな構成になります。
IPもデバイスから吸い上げたようです。
うん、構成をLoginしてDeviceにもちゃんと認識してますね。
最後に
Deviceをクリックすると、いまの状態を診断できます。
もし緑ですが、!のマックついてるのなら正常に戻ってたがAckしていません。
IEC Objectで様々な診断情報が見えます。
デバイスで右クリック>Acknowledge diagnosisを押すとAlarmをAckできます。
Logのところにアラーム記録が見えます。
もちろん簡単なプログラムでアラームを自動リセットすることもOKです。
はーい、お疲れ様です。
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