Indusol#PROmesh P10+_Part01_ネットワーク機器を立ち上げよう!

こちらは新しい記事シリーズで、Indusol社のネットワーク機器で様々な記事を展開していきます。最初にIndusol社の簡単な紹介やマネージメントスイッチの立ち上げを紹介します。

今回の記事で使用するのはPROmesh P10+になります。

さ、FAを楽しもう。

InduSol

Indusol社はメーカーに依存しないクロスセクターの技術会社として、産業用データネットワークの品質と安定性を客観的に評価できるSolutionを提供しています。

また、信頼性の高い通信は、継続的な生産の基礎であり、機械やプラントの安全でトラブルのない運転は、Indusol社の目標です。

さらに、ネットワーク状態の周期的または恒久的なテストは、すべてのシステム計画者、設置者、保守者、サービス・エンジニアの願いであることがわかっており、お客様のニーズと利益に強く適合したインテリジェントな製品を開発することができます。

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PROmesh P10+?

PROmesh P10+マネージド産業用イーサネットスイッチは、最大2.5Gbit/sのデータ転送をサポートし、産業用ネットワークでの使用に特化して設計されています。

EMCとパフォーマンス監視を統合することで、ネットワークの安定性を確保するための継続的なネットワーク監視と診断が可能になります。

ファイアウォールやNATルーティングなどの統合セキュリティ機能により、IEC 62443などに準拠したさまざまなセキュリティコンセプトの実装が可能です。 

UL/CSA認証により、国際的な安全基準を満たしています。

特徴としては:

  • ライン診断によるデータラインの常時物理監視
  • PROFINET v2.4認証済み
  • EtherNet / IPサポート(EDSファイル)
  • 8個のRJ45ポートと2個のSFPスロットで幅広いネットワークオプションに対応
  • 40℃~75℃の幅広い動作温度範囲
  • DINレール取付け可能なコンパクト設計
  • CE | UKCAおよびUL/CSA認証

SFPスロットを装備しているため、銅線ケーブルや光ファイバーケーブルを柔軟に使用できる。 PROFINET v2.4認証と拡張された動作温度範囲は、産業用アプリケーションへの適合性を強調しています。 提供されるEPLANマクロは、既存のコンセプトへの統合を容易にします。 コンパクトな設計とトップハットレールマウントオプションにより、設置が簡素化されます。

PROFINET 認定スイッチと EtherNet/IP 対応スイッチで構成される PROmesh P 製品は、産業用ネットワークのパフォーマンスに革命をもたらします。 

マネージド・スイッチ技術と診断およびネットワーク・モニタリング機能を組み合わせたこれらのデバイスは、マネージド・スイッチ・クラスの新しいSolutionになります。

このマネージド・スイッチは、さまざまな産業用アプリケーションをサポートすることで、ネットワーク性能と拡張された互換性を提供します。 

それは、状態監視&セキュリティ管理システムにシームレスに統合され、幅広い状態監視機能を提供します。 このようにして、生産施設におけるフィールドバス、OTネットワーク、SCADAネットワークの効果的かつ予測的なメンテナンスの基盤を構築します。

また、ユーザーフレンドリーなウェブインターフェースのおかげで、産業用ネットワークを堅牢かつ効率的に運用するための簡単な統合と監視が可能です。

Condition monitoring and network diagnostics 

ケーブルの摩耗や経年劣化の機械的な兆候を監視し、シールド電流や温度などのデバイス内のさまざまな値を検出できるのはIndusolのPROmesh シリーズです。

これにより、新たに発生した障害やネットワークの磨耗の兆候をいち早く検出して対策を講じることができ、発見が遅れたネットワーク障害による高価な計画外の機械停止を防ぐことができます。

これにより、システムの可用性が向上し、コストを削減できます。

Layout

こちらは今回記事で使用したPROmesh P10+の外形図です。

Power Supply

PROmesh P10+は冗長電源 VDC1 と VDC2 を付属の 7 ピン端子台アダプターの対応し、マークされた接続端子(VDC1, GND と VDC2, GND)に接続し、システムの可用性を確保できます。

また電源は、UL60950-1/UL62368-1、クラス 2(NEC)、制限付きエネルギー源(UL61010-1)に準拠するデバイスを選定してください。

装置上部の7ピン2.5 mm²コネクター端子台は、以下のように割り当てられています。

また、ユニット内部のOUT端子には無電位エラーリレー接点(NC接点)があります。 このリレーは警報送信として機能します。

リレーのON条件はソフトウェアのさまざまなアラーム・トリガーと連動させることができ、リレー接点は、例えば停電やポートのステータスが変化した場合に、設定に応じて開きます

LED displays

スイッチの前面には、4つの診断LEDがあり、10 個のデータポートにもそれぞれステータス LED があります。 LED は PROFINET ネットワーク内の PROmesh P10+ のデバイスと接続状態に関する最も重要な診断情報を表示します。

Data ports

PROmesh P10+は、PROFINET規格2.4に準拠し、最大2.5Gbit/sのデータ伝送を可能にする10個のデータポートを装備しています。 実際のデータレートは、オートネゴシエーションを使用してデバイスによってネゴシエートされます。

Reset button

リセットボタンは、PROmesh P10+に予期せぬ異常が発生し、アクセスできなくなった場合に使用します。 PROmesh P10+を再起動するか、工場出荷時の設定にリセットすることができます。

これには以下の手順に従ってください。

  • デバイスを再起動する: リセットボタンを1秒間押す 
  • 工場出荷時の設定にリセットする: すべてのLEDが消えるまでリセットボタンを押す(約10秒)

Network topologies

PROmesh P10+は様々なtopologiesに対応しています。

Star topologies

従来のイーサネット・スター構造は、追加設定なしでPROmesh P10+スイッチにリンクでき、 デバイスはすぐに使用できます。

Ring structure

PROmesh P10+ は IEC 62439 規格をサポー トしており、単純な冗長構成(リングトポロジ ー、図 6 を参照)において、情報転送の再構成が可能です。 これにより、システムの規模にもよりますが、最大 200ms の再構成時間が可能になります。

Web Server

PROmesh P10+スイッチには最新のウェブインターフェースが内蔵されており、どのウェブブラウザからでも快適に設定できます。また、接続するPROmesh P10+とクライアントPCは、同じIPアドレス範囲とIPサブネットである必要があります。 初回使用時にPROmesh P10+のIPアドレスを割り当てる必要があります。

Default設定:

  • IP address: 0.0.0.0
  • Subnet mask: 0.0.0.0
  • Gateway: 0.0.0.0
  • Username: admin
  • Password: admin

Service Tools

こちらのLinkでIndu-SolのツールをDownloadしてください。

https://sdx.indu-sol.com/s/CtYtsHNW73Z3KCa

EXE Fileを起動し、ツールのインストールを開始います。

Nextで進みます。

インストールするDirectoryを設定し、Nextで進みます。

Installを開始します。

Done!

Configure 

Service Toolを起動しましょう。

少々お待ち下さい…

Done!こちらはInduSolのIndu-Sol Service Toolです。

Network Interface

最初にService Toolが使用するEthernet Interfaceを設定します。Settings Tabを開き、適切なEthernet Interfaceを設定しましょう。

Devices

次はToolで検索したいデバイスを設定します。今回の記事ではPROFINET デバイスがメインなので、PROFINET-DeviceをCheck入れましょう。

Start scanでネットワーク内にある機器を検索しましょう。

少々お待ち下さい…

Done!IndusolのPromeshp10+を見つけました。

Flash

FlashボタンでIndusolのPromeshp10+のLEDを点滅させます。

Startで進みます。

赤枠のLEDがオレンジ点滅になります。

Configure IP

次はPromeshp10+のIPアドレスを設定します。Mappings>Updateをクリックし、Scan Listを更新します。

Done!

次あhNetwork preferences欄でIPアドレスを設定します。

最後はSaveで設定をPromeshp10+に適用します。

Done!

デバイスを再検索したら、Promeshp10+のIPアドレス設定が反映されました。

Login Web Server

最後はFirefoxなどのBrowserでPromeshp10+のIPアドレスを入力し、Promeshp10+のWeb Serverにアクセスします。Default上では、User nameもパスワードもadminです。

Done!!

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