S210構成例
S210ハードウェア
S210にはWebサーバでTuningなどを行います。
X127からは169.254.11.22でアクセスできます(http,httpsでもOK)
X150からはS210自身のIPでアクセスできます(https限定)
UserName:Administrator
Password:??????
まずX150でもWebサーバアクセスできる方法はこちらです:
X127でWebサーバをアクセスし、System→Settingsをクリックします。
次はIP ConnectionsのTabeで上と同じのような設定して保存します。
それでOKです。
TIA
SINAMICS S210 PROFINET GSDML
まずS210のGSD Fileをダウンロードし、TIAにインストールしてください。
Hardware Configに入れるのS210のバージョンは必ず実機のバージョンと合わせてください。バージョン違いの場合は通信できなくなる場合あります。
今回の試しにTelegram30とTelegram105を使います。
SubModuleにTelegram30、Telegram105を引っばってください。
Telegram→IO addressのところでIsochronous modeのCheck Mark入れ、、Organization blockにMC-Servoを選択します。
もちろん、Topology Viewで実機と同じように繋がり方に設定します。
Assign NameとAssign IPします。
次はS210のWebサーバでProfisafeの設定をやります。
まずS210にはライセンスなしで使えるSafety機能と使えないSafety機能があります。
ライセンスなしで使える機能:
- Safe Torque Off (STO)
- Safe Brake Control (SBC)
- Safe Stop 1 (SS1)
ライセンス必要な機能:
- Safe Stop 2 (SS2)
- Safe Operating Stop (SOS)
- Safely-Limited Speed (SLS)
- Safe Speed Monitor (SSM)
- Safe Direction (SDI)
- Safely-Limited Acceleration (SLA)
- Diagnostic function Safe Brake Test (SBT)
ライセンスはMemory Card的なものです。
まずS210の電源落として、Memory Cardを挿します。
次は電源入れ直しします。
RDYは赤点灯になり、COMは黄色点滅します。(大体5分くらいかかります。)
RDYとCOMは同時に赤点滅になったらOK。
電源入れ直しします。
RDYは黄色点滅になります。
RDYの点滅SPEEDが早くなったらOK。
電源また入れ直しします。
最後はWEBサーバーで確認します。
まずSafety Integrated→Commissioningをクリックします。
ここで見れると思いますが、Basic FunctionとExtended Functionsが選べます。
もしライセンスがない場合は、Extended Functionsが選べません。
注意するのはControlのTabです。
TIAと同じのProfisafe Telegramを選択してください。
Profisafe Addressも同じです。
Profisafe Addressの確認方法
S210のProfisafe Telegramを選択し、PROFISafeをクリックします。
F_Dest_Addがあります。これはProfisafe Addressです。
設定終わったら再起動します。
最後はProgramを組みます。
今回はこのライブラリを使います。TIAにインストールしてください。
Telegramのアドレスに合わせて割り付けます。
最後はFBを入れればOKです。