前回はESTOP1のSafety Function Blockを紹介しましが。次行きますよ!今回はSafety Doorについて紹介します。シーメンスのSafety PLCにも安全扉のFunction Blocksが実装されていますので、車輪の再発明はいりません。
こちらはSFDOORというFunction Blocksです。
まずSafety InputモジュールにInput変数を追加します。
Channelを1:1にします。
Door1とDoor2を割り付けます。
IN1とIN2は安全扉の信号になります。そのままなにも考えずにつければOKです。
もしDoorが一つしかないなら同じ信号つながればよいです。
次はQBAD_IN1とQBAD_IN2ですね。F1のHelpから見ますと、
まぁ、こんな例がありますね。つまりIN1とIN2がいま信号の状態Boolを入れますね。チャンネルエラーが出したりしてるかどうか。
ここでQBADを、割り付けますね。
次はOPEN_NECです。英語だとOpen necessaryです。つまり、最初のときはIN1とIN2にも”0”の信号まま入れてDoorを有効する必要があります。まぁ、Doorがちゃんと機能してますよね?みたいな感じ。
ACK_NECとACKはESTOP1と同じコンセントなので説明しません。
安全扉がOKな状態を取りたいので、Qのところに変数割り付けます。
Motorを動くには、もちろんDoorもちゃんと閉じてるを確認しないとだめですもんね!
次はまた前回と同じくSim projectを開いて、Door1とDoor2を追加。そしてONします。
Q=1になると、つまりOKですね。
はーい、お疲れ様です。