PLCプログラムするにはみんなさんも知ってる通りSTL、LAD、SCL、FBDが基本の4つがありますが実にGraphというプログラミング言語もあります。Graphというのは文字通りGraphの形でPROCESSをコントロールすることですね。今回はこのGraphはどういうものなのかちょっと紹介したいと思います。(メーカーによって呼ばれる名前とコントロール方も少し違うと思いますが原理は大体似てます。)
Graphの構造は大雑把からみると…
Step+Transition
Init Step
S7-Graph FBが始めて呼ばれれるときStepのスタートです。そのときFB Parameters INIT_SQが1になります。
Step/Transition Pair
S7 Graphの中でProcessをコントロールするとき絶対使うの部品です。Stepはつまりここでなにをする?Transitionは次のStepいくの条件ってことです。
Jump
いわゆるPROCESSのコントロールする時のStep Jumpですね。
Branches
Alternative branch
いわゆる”OR”です。どっちらの条件を通すとそのTransitionの下のStepへ行きますという意味ですが、優先度として一番左が高く、一番右が低くになります。(最大は125までつながることができます。)
Simultaneous branch
いわゆる”AND”で、同時実行ですね。例えば上の回路からみるとS3とT3の条件が通せば、S4、S6は同時実行されます。(最大は249までつながることができます。)
Branches Stop
Processの流れは終了させるという機能です。もしBranch StopでGraphが停止させるの場合はプログラムにリセットできるのはFB parameters INIT_SQだけです。
Permanent Instructions
1はFB Graphを呼びされ、Graph実行される前でするのプログラムです。
2はFB Graphの最後でこのBlockから出るとき実行するプログラムです。
全体的なイメージはこんな感じ:
次のPOSTはどうやってプログラムするのかを紹介しますね。