SiArvとは、シーメンス社のオプションなアドオンの一つで、PLCプログラム作った後に、ボタン1つで自動的にHMI・Scadaの画面作成・Tag・Alarmなどの作成できるツールです。このシリーズはSiArvについて簡単な使えかたを紹介したいと思ってて、プロジェクト単位はできるだけ小さく、一つ一つの機能を最低限の使え方を説明し、その後頭に色々な派生なものが浮かぶだと思います。
まず今回はScreen自動作成です。
新しいプロジェクトを作って、PLCとHMIを追加します。
下図のようにHMI_Connectionを貼り付けます。
次はPLC_1の中にmyFB1というFunction Blockを作成します。
myFB1の中にVAR_INPUT、VAR_OUTPUTをそれぞれ1つを作成します。
次はOB1の中にmyFB1を呼び出し、インスタントDB myFB1_DBを作ります。
PLC_1のハードウェアとソフトウェアをコンバインします。
次はCommon data>SiArc>Tag rulesをクリックします。
このTag rulesを簡単にいうと、どんなルールにしたがってTagを作るのかを定義する画面です。<create new rule>をクリックし、Tab tableのTabにHmiTag.DB.SymbolicNameを入れます。
次は1つ空の画面を作ります。
その画面を右にあるLibraries>Project library>Master copiesに引っ貼って、追加します。
次はPLC_1に戻ります。
myFB1を開きます。
下にはPlug-insというTabがあります。
Screen rulesを選びます。
<create new rule>を選び、Program blockはmyFB1にします。そしてMaster copy of a screenを先Master copy 追加された空の画面を選びます。
それで準備完了です。HMI_1を選び、上の”2″番ついてる”Start SiVArc generation with station selection dialog”のボタンをクリックします。
Generateを押します。
そうするとmyScreenが追加されています。ScreenのIconもちょっと違いますね。
それが先追加されたMaster copiesになります:
はーい、お疲れ様です。