前回はPLCとPC接続する方法を説明しました。今回はLocal 変数でプログラムを作成してみます。どうぞ宜しくお願いします。
参考LINK:
プログラム追加
まずはPLCのところをクリックします。
現在のバージョンを確認することができます。
ではプログラムを追加してみますね。
右のcomponents 欄にprograms を選択します。
右クリックし、Add Program します。
NewProgram が追加されました。
そのNewProgramをダブルクリックします。
プログラムの実装言語を設定できます。
そのブログは基本st言語なので、Add ST Code Worksheet をクリックします。
新たなプログラムが追加されましたね。
Local変数定義
変数を定義します。そのあたりの流れは欧州のPLCとあまり変わりません。
variables のtab をクリックします。
このような変数定義画面が表示されますね。
name のところに変数名をそのまま入力すればOKです。
今回の例では3つのbool変数を定義しました。
次はcode のtab クリックします。
ここはプログラムするワークスペースです。簡単なand logic 書きますね。
Task 割付
プログラムを作成しましたが、該当するプログラムを呼び出すtask に割り付けて置かないとCoatは実行しません。
PLC>PLC型式をクリックします。
ESM は何なのか後ほど説明しますので心配しないでください。ESM1を展開してenter task name here をクリックします。
そこでタスク名を入力します。
よし、これでOKです。
次にやるのは左記作成したプログラムをmyTask1の下に引っ張ります。それによりNewProgramがplc から呼ばれるようになります。
ESM?
PLCnext Technology もCodesysやBeckhoffのように実行するアプリケーションにより異なるTaksを振り分けることができます。その機能はESM(Execution and Synchronization Manager)といいます。
Processor CoreはESMに管理され、もし使用するControllerが複数のCoreを持っていればESM Objectもその分あります。例えばこのSeriesで使用するAXCF2152では2つのCoreをもっていますのでESMもESM1、ESM2に分かれています。
ESMはプログラムの重要性によって分散処理できるし、システムのバランスを取ることできます。例えば下図のように、Task1はPLCプログラムだけで、Task2はC++のCodeなどの処理をわけることができます。
https://www.plcnext.help/te/PLCnext_Runtime/ESM.htm
Download
Plc メーカによりCPU にプロジェクトをいれる呼び方が違いますが、plcnext ではwrite and start project というらしいです。
Project – plc の型式 で右クリックしwrite and start project クリックします。
User name password の入力が必要になります。
Login Name:admin
passwordは下図の写真のように実機に書いています。
Monitor
よし、ダンロードもできたところで実際monitor してみましょう。
myTask1-New program1をダブルクリックします。
各変数の現在状態が見えますね。
bDevice2をクリックs、TRUEとFALSEのBOXがありますね。
それでDevice現在状態を変更できます。
TRUEにしています。
AND Logicなので、もちろんbDevice3がFalseのままです。
bDevices1もTrueにしてみると、bDevices3も同じくTRUEに変わりました。
もちろんVariablesのTabを開くと、すべての変数を一覧できます。