前回はCtlx WorksとCtlx PLC Appsをインストールし簡単なPLCアプリケーションを立ち上げました。今回はCtrlx PLC間でデータを交換するためにすごく便利なReal Data Layer機能を紹介したいと思います。その機能はctrlX COREやctrlX COREvirtualでも使用可能です。
下図の例では実際Data Layerのコンセプトになります。わかりやすくといいますと、PLC-Runtime・NodeRed・C/C++など異なるアプリケーションでもそのLayerを経由しデータ交換できます。TwinCATのADSやSiemensのS7 Communicationに似てるイメージです。
Reference Link
Create Symbol Configuration
ctrlx PLC EngineeringからRuntimeのプロジェクトを開き、Application>Add Object>Symbol ConfigurationでSymbolを追加します。
Include Comments XMLとSupport OPC UA featuresのCheckbxを入れ、Addします。
Symbol Configurationが追加されました。
Program
プログラム内でSymbol作成したい変数を使用しないといけないので、仮に+1でずっと加算していきます。
Build
Symbol Configuration画面に戻ると、GVL.myDataが表示されました。変数にCheckboxを異r、”Build”します。
Download
プログラムをDownloadする前に、まずControl PanelからVirtualControl-xxxxのNetwork AdapterのIPアドレスを変更してください。
LoginでプロジェクトをDownloadします。
VirtualCoreのIPを入力し、OKします。
証明書に同意>Okで進みます。
UssernameとPasswordはWEB ServerのLogin情報と一緒です。
Username:boschrexroth
password:boschrexroth
になります。
Done!Connectionが確立されました。
もう一度Loginし、Yesで確定します。
プログラムがDownloadされました。
Runtime ApplicationをRunします。
Result
Web ServerからSettings>Data Layerをクリックします。
plc>app>Application>symに展開すると先程定義したGVLとその中にある変数が見え、現在値も確認できます。