WAGOは新しいFW23から純正のCODESYS 3.5に対応できるようになり、PFC 200 Controllerにさらなるプログラム選択肢が増えました。
CODESYS 3.5はUserをEtherCAT Master/Modbus/Ethernet/IPなどFieldbusを使用できるようになり、いままでWAGO’s e!COCKPITで作ったプロジェクトにも互換性があります。
Becarefull!
Firmware UpdateできるのはFW 12以上のPFC100/200のControllerのみです。Firmware UpdateしたあとにCPUのPLCアプリケーションが全部削除されます。あとFirmware更新中は中断できません。
Download Firmware
下記のLinkから750-821XのFW23をDownloadしてください。
https://www.wago.com/global/plcs-%E2%80%93-controllers/controller-pfc200/p/750-8210#downloads
Download Tools
下記のLinkからFirmware Update用のツールをDownloadします。
https://www.wago.com/global/plcs-%E2%80%93-controllers/controller-pfc200/p/750-8210#downloads
左上にあるDownloadボタンですべてのFileをZIPとしてまとめてDownloadします。
Upload the firmware
先程のZIPを解凍すると、WAGOupload XXXXのようなアプリケーションがあります。そのEXEを起動してください。
WAGOuploadツールが起動しました。
Update firmwareをクリックしFirmwareをUpdateします。
FirmwareのUpdate対象画面に変わります。
”Transfer over TCP/IP”を選び、PFC200 ControllerのIPアドレスを入力し、”Find Controller”ボタンをクリックします。
Done!!PFC200 Controllerが見つかりました。
そのPFC200 Controllerを選び>Nextで進みます。
次はFirmware Fileが格納された場所を設定します。
.wup拡張子がついてるFileを選び>Nextします。
Nextで進みます。
しばらく待ちます…
Done!!FinishでUpdateを終了します。
Check it
次はBrowserからWago CPUのWeb serverにアクセスし、Configuration>PLC Runtimeで現在のRuntime情報を確認しましょう。もしCODESYS V3だと表示されたらOKです!
Install the Targets
次はCodesys IDEにWago Device Support Packagesをインストールする必要があります。例えばRaspberry piにCodesysのRuntimeを稼働させるにはCodesysにRaspberryの”Target”をインストールし、Raspberry用のCodesys Projectを作成しますよね。同じ理屈です。
下記のLinkから”WAGO DSP for CODESYS V3″をDownloadしてください。
大体600MBくらいのライブラリになります。
https://www.wago.com/global/plcs-%E2%80%93-controllers/controller-pfc200/p/750-8210#downloads
中にWAGO Device and LibrariesというFolderがあり、WAGO_Devices_and_Libraries_xxxを別のDirectoryに移動してください。
CODESYSをスタート、Tools>CODESYS を起動します。
CODESYS Installerは起動され、このツールを使ってOSにインストールされたAddinsなどを一括管理できます。
Addons Tabにある”Browse”をクリック>Install Fileします。
WAGO_Devices_and_Libraries_xxxを選び>Openします。
OKでPackagesをインストール開始します。
ライセンスを同意します。
もしCODESYSが起動してる場合に先にCODESYSを閉じてからOKを押して、続けてください。
しばらく待ちます…
Done!
Test it
最後はCODESYSを起動しテストしていきましょう。
File>New Projectで新規プロジェクトを追加します。
プロジェクト名を入力し、OKします。
プロジェクトのDevice Typeを開くと、設定できるDevice種類が大幅に増えました。
自分が使用してる750-8215 PFC200とDevice Typeに合わせて、Okします。
Done!Kbus Objectも見ましたね!
次はScan NetworkのところからDevice>Options>Manage Favorite Devicesをクリックします。
Addで新しいデバイスを追加します。
Assignment ModeはAutomaticのままでOKです。
PFC200 ControllerのIPを入れて、OKします。
新しいデバイスが追加されました。
Drop-listから先ほど追加されたデバイスを選びます。
Done!User Logon Popupが表示されました。
User NameとPasswordはWeb Serverと同じです。
おおお。できました!お疲れ様です!