EXOR#Codesys TargetVISUとWebVISUを使用するときのセットアップ手順

今回の記事ではEXOR社のHMIからCodesysのTargetVISUとWebVISUを使用する場合のセットアップ手順をメモします。

さ、FAを楽しもう。

前書き

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Implementation

Install Runtime

最初にJMOBILEを起動し、Manage Target→Install RunimeをクリックしRuntimeをインストールします。

大体2−3分かかります。

Activate Codesys License

次はCodesysのライセンスをActivateします。もしTargetとWebVISUのライセンス付きの場合はCodesysの紙に”PLC RUNTIME WITH TARGET AND WEBVISU”と書いています。

次はCodesysのライセンスを有効にします。License Tabを開き、Panel Info>Activate Panelを選び>Drop ListからJSMARTを選択していきましょう。

Panel IDが表示されるはずです。

次はActivation Keysを入力してください。

Activation Keysを入力しActivate/Generateで進みます。

DONE!Codesysの文字が表示され、”Restart the HMI device to make the new license available”のメッセージが表示され、パネルを再起動しましょう。

Delete Runtime

Codesysのライセンスを有効にしたので、次はJMOBILE RUNTIMEを削除します。EXORのパネルのWeb Serverにアクセスし、Applicationsをクリックします。

右にあるApp Managementボタンをクリックします。

HMI Runtimeにある赤マイナスボタンをクリックし、HMI Runtimeを削除します。

OKで進みます。

OKで進みます。

大体2−3かかり、最後はOKでHMIを再起動します。

Codesys→USB

次はEXOR者からCodesysのSETUP FILEをもらい、USBにそのZIP FILEを保存します。そしてHMIにUSBを挿し、再起動します。

Install Codesys Runtime

HMIから直接設定画面をアクセスし、App Managementをクリックします。

Install/Updateをクリックします。

Browse Imageをクリックします。

usbmemoryを選びます。

そして先ほどUSBに入れたCODESYSセットアップFILEを選択し、OKで進みます。

Prcessedをクリックし、CODESYSのインストールをスタートします。

大体2−3分かかります…

Done!HMIは自動的に再起動します。

Select Target

最後はCodesys作成するときに型式に合わせて適切なTargetを設定しましょう。

Result

Done!EXORのHMIに下図のような画面表示されたら、インストール成功です。

CodesysのScan network機能からもEXORのHMIを検索できました。

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