前回の記事ではBosch Ctrlx-AutomationとModbus TCP Appsを使用しTM221ME16T Schneider PLCからデータ交換しました。今回はATV32 DriveのSTO機能を有効にする方法を紹介します。よろしくお願いします。
Reference Link
STO
ATV320のDI/4DI4やDI5/DI6の端子の組わせでSTOとして使用できます。
まず注意するのは安全機能 (STO) は DC バス電力を切断するのではなく、モーターの電力のみを切断することに注意してください。STO 機能がトリガーされると、パワーステージはただちに無効になります。アプリケーションに垂直方向の動きがある場合は、 STO 使用中は、モーターをサービスブレーキなどと一緒に使用することを停止させてたほうがいいかもしれません。
STO 機能は、試運転ソフトウェアでのみ構成できます (今回の記事ではsomove が使用されます)。ATV320 の STO ターミナルでは、DI3/DI4 または DI5/DI6 または DI3/STO をペアとして選択できます。
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Implementation
Wiring
こちらのUSB>RS485 Converterを使用します。
RJ45 Connectorの色です。
Cable
USB>RS485 AdapterをPCと繋がってDevice Managerを起動します。
DriverのCOM番号はDevice Managerから確認できます。
Somove
SoMoveを起動し”Connect”ボタンをクリックします。
Communication Setting
歯車のICONをクリックして通信設定を行います。
Device ManagerからCOM番号をCheckしBaud Rate settings/Parity/Stop Bit.などを設定します。
Scan devices
Scan devicesをクリックしATV320を検索します。
Done!ATV320が見つかりました。
Connect
次は”Connect”ボタンをクリックしPCとATV320を接続します。
Please wait a minute..暫く待ちます…
WARNINGに同意し、OKで進みます。
しばらく待ちます…
Done!ATV320とSoMoveソフトを接続しました。
Safety Function
次はSTO機能を設定するために”Safety Functions”のTabを開きます。
Configure ボタンをクリックします。
もしこれが初めてSafety Functionを使用する場合、Safety Passwordを設定しください。以下のルールがあります。
- 数字のみ(1..9999)
- 四桁数字まで
- 0は禁止
Passwordが設定されたらSafety 構築画面が表示されました。
STO
STO Tabを開きます。
“STO:Assignment STO”.からDrop-listを選択します。
今回の記事はL34を設定します。つまりDI3・DI4がどっちかFalseになるとSTOがトリガーされます。OKで設定を保存します。
暫く待ちます…
Done!
Result
こちらのLINKから動作確認できます。