EXOR#Part08 OPC UA Server機能を有効しよう

今回の記事ではEXORのJSAMRTパネル OPC UA Server Interface機能を紹介します。EXOR JSMARTパネルは異なるメーカのPLCからデータとやり取りしながらOPC UA ServerのNodeとして変換できます。

さ、始めよう!

Reference Link

EXOR#Part01_JSMARTパネルを開封します!
EXOR#Part02_Siemens S71200 OPC UA Serverと繋がろう
ctrlX#OPC UA Server Appsを使ってみよう
EXOR#Part03_VNC Viewerを有効しましょう
EXOR#Part04_Codesysを入れよう
EXOR#Part05_CORVINA Cloudサービスを使ってみよう
EXOR#Part06_三菱IQRと接続とトレンド表示

Implementation-1

最初のImplementationはOPC UA Server Interfaceを有効化し、Default設定でUaExpertからServerにアクセスします。

OPC UA Interface

Configuration>Interfaces>OPC UAを開きます。

Enable

FeaturesのFieldから”Enable OPC UA server”のCheckboxを入れてください。

Security Settings

最初の接続テストはセキュリティなしですべての証明書を信頼するようにします。なにごとも一番簡単なことから始めますね。

Test with UaExpert

UaExpertを開いて、Custom Discovery>Double click to Add ServerでEXORのOPC UA Serverを追加します。

EXORのパネルIPアドレス+設定されたOPC UA Portを入力してください。

Done!EXOR パネルのOPC UA Serverを発見しました。

そのServerを展開し>先程の設定ではNoneのCheckboxが入れてたので、EXORのパネルの接続設定が一気にNoneだけになります。Noneを選び>Okで進みます。

Connect ServerでEXOR パネルのOPC UA Serverと接続しよう。

証明書の確認画面が出てきます。

Accept the server certificate Temporarily for this sessionのCheckboxを入れ>Trust Server CertificateのボタンをクリックしContinueで進みましょう。

But Empty..

接続が成功しました!ですが、Tags FolderにはNodes一つも入っていません…

それはJMobile プロジェクトの設定はまだ抜けているところが原因です。

Implementation-2

次はImplementation-1でNodesが1つもない現象を解消します。

Groups

Configuration>Tagsを開くとGroupsのFieldsがありますね。

Tagをグループ化します。Tagsを選んで>PropertyからGroupsをクリックします。

Groupsの編集画面が表示され、<new>で新規Groupを作成しましょう。

Okで設定を保存します。

Done!いまキーエンス KV8000のTagがKeyence_KV8000_1のGroupsに登録されました。

同じ手順で三菱IQ-R CPUのTagをIQ_R_R00_1に登録しましょう。

Configure the Tag Group

EXORのパネルはどんなGroupをOPC UA ServerのNodeとしてネットワーク上で公開するかを設定できます。OPC UA Server Interfaceの画面を開いてTag Groupsという項目があります。

Drop Listから公開するGroupを複数選択できます。

先程追加した2つのGroupsを設定します。

これでOKです!

Test with UaExpert

もう一回UaExpertから接続するとTags Folderに該当するGroupのTag全部見えました。

Tagの現在値も確認できます。

Write tag

UaExpertからもTagの現在値を上書きできます。

例としてこのキーエンスCPUの配列Tagをダブルクリックします。

Edit Valueの画面が表示されます。

[0]番目のTagに現在値を変更し>Writeで書き込めばOkです。

Implementation-3

次はセキュリティ関連の接続を説明します。

Authentication

OPC UA Interfaceの設定画面を下にScrollするとAuthentiactionの設定項目があります。

DefaultではAnnoyousとUser/Password両方ともCheck入れています。基本的には、OPC UAを実際運用始める際にAnnoyousを無効にしてください。不正なLoginからデータを守れます。

Test with UaExpert

もう一度UaExpertからアクセスをしてみます。その前にまずSeverにアクセスするための設定を変更する必要があり、右クリック>Propertiesを開きます。

Authentication SettingsをUsernameに選んでください。

EXOR Serverと接続するとUsernameとPasswordに入力画面が表示されます。

UsernameとPasswordさえ間違えなければServerにLoginできます。

Implementation-4

最後の接続テストは証明書Policyありはどうなるか、みてましょう。

Security settings – Policy

OPC UA Server Interfaceの画面を開くと、Security SettingsのFieldでNoneがDefault Checkされています。

NoneのCheckboxを外し、Basic256Sha256のCheckBoxも入れて置きましょう。

Test with UaExpert

OPC UA Serverと接続するパラメータを変更するため右クリック>Propertiesを開きます。

Security SettingsのFieldからSecurity PolicyとMessage Security Modeを変更します。

同じくUserのLoginが必要です。

BadSecuritycheckFailded?

ですが、Exorパネルから接続が拒否されました。

Output the Certificates

JMobileにUaExpertの証明書をImportする必要があり、UaExpertからSettings>Manage Certificatesを開きます。

StatusがOwnのCertificationを選び>Copy Application Certificate To..のボタンをクリックします。

UaExpert CertificateのExport先を設定しましょう。

Import UaExpert Certificate

最後はJMobileから証明書をImportします。OPC UA Server InterfaceからTrusted Client CertificatesのFieldをダブルクリックします。

先程UaExpertからExportした証明書を開きます。

Done!

それで無事Loginできました。

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