WinCC Unified Panelが最初にセットアップするやっておくこと、基本知識を書きたいと思います。例えばPanelのSIZEとか外形とか操作画面に絶対使えるの機能など、ですね。
あ、もしWinCC Unifiedのこと初耳の方ならこちらのLINKどうぞ:
外形
見た目と画面もTPパネルよりは綺麗になりました。ちょっとタブレットのような感じ。
Interface
実際は型式にもよりますが、こっちはMTP1200が持っているInterfaceになります。LANが2つになり、USB3.0もありますが、Profibus Interfaceがなくなりましたね。その代わりにシリアル通信RS485があります。
はじめのセットアップ
こちらは電源を入れると最初に出てくる画面です。
Runtime properties
文字通り、Runtimeの設定ですね。その中にRuntimeの自動起動を有効しておきます。
Automatic runtime startをクリック。
多分最初はNo automatic runtime startなんですが、Waiting time(s)を数字に選べてOK。
Network And Internet
次はNetworkのInterface設定ですね。LANのIP設定などを行うところです。
Network settingsをクリック。
そうするとPN-X1,PN-X2,Generalが見えます。各LAN PORTのIPなどを個別で設定します。
まぁ、こんな感じですねーもちろんTIAからDownloadしてもOKですが、たまにHMIののIP設定はDevices画面で決める場合もありますねよね。
Service and Commissioning
ここはデータ転送することの設定をいじるところです。
Transferをクリック。
ここは大事です。Enable transferのCheckboxをいれてください。
そしてTransfer channelがEthernetとPN/IEが選びます。
- Ethernet
- 標準イーサネットプロトコルでデータ転送行う
- PN/IE
- Profinet・産業イーサネットでデータ転送行う。
- Controllerからアクセスしダウンロードすることができる
- Switch・ルーダからアクセスしダウンロードすることができる
ですが、Ethernetのほうがパーフォーマンスがよいらしいです(取り扱い書より)。
TIA 操作
実際はあまりTPと変わりませんが、一応書きますね。
MTPパネルをプロジェクト内に追加します。
HMI_1を選びます、Downloadボタンを。
- PG/PC Intefaceを選び
- Interfaceを選び
- Start search
- 見つかったパネルを選び
- Load
接続成功になると、コンパイル自動でやってくれます。
Full downloadを選びます。
Download後、Runtimeを自動起動する。
RuntimeのTag値・アラーム・User管理をKeepするかどうか。
もしResetを選びますと、TIAプロジェクトの設定に戻ります。
Logsはどうするか(これはData loggingと関係なく、System logのことです。)
はーい、お疲れ様です。それでパネルにプロジェクトダウンロードすることができると思います。
もしなにか質問あればコメントしてくださいね。