Zeugwerk GmbHはTyrol/Innsbruckに本拠地を置き、オートメーションにおける最新のソフトウェアエンジニアリング分野を開発しています。Zeugwerk GmbHは新のコンセプトと標準化に基づくオートメーション・ソフトウェアに対応しており、短納期やエラーフリーのソフトを目指しています。
Zeugwerk Framework?
Zeugwerk FrameworkとZeugwerk CreatorはPLC ソフトウェアの構造化開発のために、統合されたアプリケーションフレームワークを提供します。Zeugwerk FrameworkはOOPベースのライブラリが提供されております。
すべてのライブラリとアプリケーションは、一貫性のあるアーキテクチャを持ち、外部インタフェースも明確に定義され、、モジュール化と再利用を可能にすることが強みです。
さらにZeugwerk Frameworkは、自動的に単体テストと統合テストが行われます。完全に統合されたZeugwerkアプリケーションに加えて、すべてのフレームワークオブジェクトは既存のPLCプロジェクトで簡単に使用できるのが特徴です。
また、従来のPLCプログラミングからフレームワークのオブジェクト指向プログラミングへの移行ができるようになり、Zeugwerk Creatorは、開発環境(TwinCAT XAE Shell)の拡張機能です。IDEを拡張する追加機能により、フレームワークベースのアプリケーション開発時間が短縮されます。
How to start ?
Zeugwerkh誰でもすぐ始められるように、Zeugwerk Development Kitを用意しました。 これにはPLCライブラリとアプリケーションテンプレートが含まれているZeugwerkフレームワークが形成されます。さらに、Zeugwerkアプリケーションの開発を体験できるように、試運転用の3D仮想モデルも含まれています。Community Editionのフレームワークライブラリは4時間完全に機能し、その後ランタイムはコンフィグモードに切り替わります。コミュニティエディションは、非商用目的でのみご利用いただけます。
Professionalの商用版をご希望の場合は、Zeugwerkに直接お問い合わせください。このエディションには、Zeugwerk Frameworkの全機能とZeugwerk Creatorのプロフェッショナル版が含まれています。
こちらはフェルチャウの顧客向け雑誌「What’s Next」に、機械工学におけるソフトウェア工学に関するインタビュー記事が掲載されたのは、そのZeugwerk Frameworkです。Zeugwerk Frameworkは制御システム用ソフトウェアの標準化開発分野における長年の経験から、様々なソフト開発に手伝うことします。
Installation
ZeugwerkのWebから最新VersionのZeugwerk EXE FileをDownloadしてください。
https://github.com/Zeugwerk/Zeugwerk-Development-Kit/releases
Zeugwerk FrameworkをインストールするにはEmailの登録やうUser Loginが必要です(無料)。私が初めてこのFrameworkを使ったので、Sign upで新規登録します。
Emailアドレスを入力します。
次は認証メールを確認します。
メールアドレスはZeugwerkから認証の確認メールが届くはずです。中に載せてるLinkをクリックします。
Passwordの設定画面が表示されるので、設定してください。
Done!
Zeugwerkの現在OptionsはTcXAShellのみで、将来はVS2019にも対応できるようです。
Nextで進みます。
Zeugwerkのインストール場所を設定し、Next>で進みます。
Nextで進みます。
Desktop ICONをCheckして、Nextに進みます。
Installを始めましょう!
しばらくまちます…
Done!
Implementation
ZeugwerkのFrameworkをインストール完了したので、実際にTwinCAT上でZeugwerkの機能を体験しましょう。
Add new PLC
TwinCAT3を起動し、PLC>Add New Itemで新しいPLCプロジェクトを追加します。
Plc Templatesの中にZeugwerkのFrameworkが追加されています。それはQuickstart Templatesです。
Done!こちらはあなたのZeugwerk Quickstart プロジェクトになります。先もZeugwerk FrameworkがQuickstart用意されていると書きましたが、まさにこのTemplateです!
Enter License
次はLicenseの管理画面でZF1010(Zeugwerk)のライセンスを有効します。
Done!これでOkです。
Rebuild
念のために、プロジェクトを再コンパイルします。
Activate Configuration
プロジェクトをTwinCAT RuntimeにDownloadします。
Okで進みます。
Run Modeに切り替えます。
Login
RuntimeをLoginします。
Yesで進みます。
Start ボタンでRuntimeを起動しましょう。
Result
Quickstart Visualizationをダブルクリックし3D画面を起動します。
Zeugwerkはこのような3D検証画面がすでに用意されています。
先程も言いましたが、Trial ライセンスは時間リミットがあります。
最後はStartボタンをクリックしOperationを起動しましょう。
こちらの動画で実際の動作を確認できます。