Beckhoff#TwinCAT3 TF1800 PLC HMI_Part1

TF1800とTE2000?

今回はBeckhoffのHMIプログラムについて話したいと思います。みんなさんはよく混乱になるのはBeckhoffのHMIは二種類のHMIがあり、それはTF1800 PLC HMIとTE2000のHMI Engineeringです。

BeckhoffのPLCはPC上でControllerとして働いていて、中にWindow7やWindow CEがあります。そして同時にHMIを走ることができます。それはそのTF1800です。

そしてTF1800については、BeckhoffのInformation Systemにはこのように述べます。

The PLC HMI is an extension of the runtime system and enables the visualization to be executed on the control computer or a third computer without a development environment. The visualization code is created based on the existing visualization objects and downloaded to the control computer. Avoiding the use of the development environment results in significant memory savings. This can be useful for small computers.

つまりPLC HMIはRuntime システムの拡張で可視化の画面がコントロールパソコンや他のパソコンで開発の手間掛からず表示することが可能です。可視化のコードは直接それらのObjectたちコントロールパソコンにダウンロードします。そうするとMemoryの節約やパファーマンスが低いパソコンにも役に立ちます、と。

テスト目的や、リモートコントロールなどにむいてるかもしれませんね。

そしてTE2000 HMIは実機のHMIのプロジェクト作成するためのツールですね。

あと、注意するのはPLC HMIは他のHMI(たとえばSiemens製など)のように他社と通信することができません。あくまでもBeckhoffのControllerのみです。

プロジェクト作成

では、説明はここまでで簡単なPLC HMIを作りましょう。

新規プロジェクト作成は他の文章にも書いてたことがありますが、ここで一回復習しましょう。

まず新規プロジェクトを作成します。

ここでTwinCAT XAE Projectを選びます。

新規プロジェクトができました。

PLC追加

PLC HMIで変数可視化しますので、もちろんPLC必要です。PLC>Add New Itemします。

Standard PLC Projectを選び、OKします。

これはいつもみんなさん見慣れた画面ですね。POUsはプログラムが入ってるFolderです。

VISUというFolderが見えますか?こっちらは画面データを格納するFolderになります。

とりあえずHMI表示用などのGlobal Variable Listを作成しましょう。

GVL_HMIにはスイッチやランプのBool Data Type変数があります。

もう一つのリストはGVL_Dataです。

Boolの配列が入っています。

HMI追加

PLC HMIを追加します。VISUs>Add>Visualizationします。

VisuSymbols(System)のCheckbox入れて、Openします。

サイズ変更

画面のサイズを変更します。

いまの画面を選び>Properties>Size Mode>Specifiedを選択。

そうするとSizeの項目が設定できるようになります。

画面サイズ設定終わったら、名前をScreen1を変えます。

このままCtrl+C,Ctrl+Vで貼り付け、名前をScreen2に変えます。

Label追加

次はScreen1に戻り、今度は右下にあるToolboxをクリックします。

そうすると、たくさんのHMI Objectが見えます。

初めにLabelを追加してみます。Labelを選び、画面にひっばります。

Properties>Texts>Textで入力しましょう。

LabelのテキストOKです。

次はButtonも同じく画面にひっばりましょう。

画面にはButtonがたしかに追加されましたが。なにが違う。

なんだかButtonの色あまり気に入らないね…

ここでひとまずVisualization Managerをクリックします。

Selected StyleにDrop-down Listがあり、そこで様々なStyleが選びいただけます。

今度は2,3,1.6.0にしましょうか。

画面の色も一緒に反映してくれましたね。

次はButtonが押したときのEventを設定したいです。まずはボタンを選んできます。

PropertiesにあるInputconfigurationを展開します。

このInputConfigurationではボタンのイベントを設定できます。

OnMouseDown:クリックした。

OnMouseUp:クリックし>離れた。

まずOnMouseDownの動作を設定します。

Configure..をクリックします。

このようなPopup出てきます。

Execute ST-Codeを選び、”>”を押します。

そうすると、Mouseがクリックしますと、ST-Codeが実行します。

右のCodingのところに右クリックし>Input Assistantします。

プロジェクト内の変数が選択できます。

ここで最初追加したGVL_HMIを展開し、sw1を選び>OK。

GVL_HMI.sw1:=TRUE;

つまり押してるときGVL_HMI.sw1がTRUEになります。

次はMouse UPのところに同じな設定し、今度は

GVL_HMI.sw1:=FALSE;

つまり、クリック>離すになると、GVL_HMI.sw1がFALSELYになります。

よし、これでOKです。

ボタン

ボタンの色を変えたいと思います。

ColorのTabを展開し、

Color=Normalの色

Alarm color=押されたときの色になります。

選択リストで色を選べます。

では、赤にしましょう。

最後は、色を変えるには変数と紐付けの必要があります。

Color variables>Toggle colorをクリック。

変数を選んでください。

GVL_HMI.sw1を設定すると、押してるときボタンの色が赤になります。

ランプ

右のToolbox>Lamps/Switches/Bitmaps>Lampを引っ貼ります。

画面がこんな感じになります。

右のPropertiesで>Background>Imageで色を変更できます。

先のプログラムで、このように書いてたことおぼえていますか?

Properties>Variableの項目でON/OFFの絵を変える変数設定できます。  

先のプログラムに合わせて、GVL_Data.arB[0]にします。

実装

まずSolutionをビルドします。

エラーがないことを確認できれば、緑の歯車絵のRestart TwinCAT SystemでRuntimeを再起動します。

Restartしますか?OK。

もちろん、Real-timeでRead from TargetとSet on Targetしてください。

次は緑の歯車絵にとなりにある”Activate Configuration”で構成をダウンロードします。

Activate ConfigurationのPopupが出てきます。

OKします。

注意するのはAutostart PLC Boot Project(s)のCheckboxがあります。

プロジェクトが完全テスト終わるまで入れないでください。

このCheckbox入れるとRuntimeにDownloadしたプロジェクトが自動的Bootするので、もしなにかエラーあったら毎回もエラーになったり、少しめんとくさいので。

はい、Restartします。

次はPLCプログラムをDownloadします。

Loginボタンを。

YESします。

Startします。  

こちらは初期状態です。

Screenではわかりにくいと思いますが、

押してるときにちゃんと色も変わります。

はーいお疲れ様です。

以下のLinkでプロジェクトをダウンロードできます:

https://github.com/soup01Threes/TwinCAT3/blob/main/TwinCAT%20Project_PLCHMI_TF1800_1.tnzip

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